京都府城陽市市辺五島にあるJR西日本の山城青谷駅は、京都駅から木津駅までを結んでいる奈良線(34.7km)の青谷梅林仮停留場として1926(大正15)年2月13日に開業し、その後、一般駅に昇格して山城青谷駅になりました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
下りホーム(木津方面行きホーム)側にあった木造駅舎は、1995(平成7)年9月に地元の公民館である青谷コミュニティセンターとの合築駅舎に建て替えられ、上りホームへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,934人で、これは起終点駅を除くJR奈良線の全17駅中14位です。
この山城青谷駅は、京都府内きっての梅の名所である青谷梅林の最寄り駅です。
山城青谷駅が属する奈良線は、JR西日本のアーバンネットワークの路線の一つで京都・奈良間の都市間輸送を担っており、みやこ路快速・快速・区間快速・普通の4種別の列車が運転されていますが、奈良線という名称でありながら全区間が京都府内にあり、奈良県内には路線がありません。
<山城青谷駅の年表>
・1926(大正15)年2月13日:国鉄奈良線の青谷梅林仮停留場として開業
・1933(昭和8)年12月1日:一般駅に昇格して山城青谷駅となる
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1995(平成7)年9月 :青谷コミュニティセンターとの合築駅舎が竣工
・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2009(平成11)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、京都支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(京都方面を望む)
(跨線橋から木津方面を望む)
(地元のコミュニティセンターとの合築駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年1月9日