6月1日はチューインガムの日です。
平安時代の頃から元日と6月1日は「歯固めの日」とも呼ばれ、硬いお餅を食べながら、みんなが健やかに暮らせるように家族の長寿と健康を祈る習慣がありました。
このことにちなんで、チューインガムのPRと噛むことの重要性をPRするために、日本チューインガム協会が1994(平成6)年に6月1日を「チューインガムの日」という記念日に制定しました。
チューインガムは、ガムベースに味や香りをつけ、かむことで風味や口あたりを楽しむ菓子の総称で、ガムと略されることが多いです。 そして、一般的な形状としては、板状(板ガム)、粒状(粒ガム)、球状(ガムボール)があります。
ガムの歴史についてですが、中央アメリカに住んでいたアステカ族やマヤ族のような先住民族はサポジラやエゾマツの樹液のかたまりを噛む習慣を持っていて、両文明が滅びた後もこの習慣はメキシコインディオに受け継がれ、さらにスペイン系移民にも広まったとされています。
日本には1916(大正5)年に初めて輸入され、1928(昭和3)年から日本国内でも生産されるようになりました。
日本チューインガム協会によると、日本では2004(平成16)年がガムの生産・小売量のピークでしたが(約46000トン)、その後、街中のゴミ箱減少やタブレット菓子などの代替品により、若者のガム離れが進み、2015(平成27)年の生産量は半分にまで減っています。
ちなみに、我が国ではガムの食べかすのポイ捨ては軽犯罪法違反に該当します。
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