大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

今日はボウリングの日!

2020年06月22日 | 今日は何の日

6月22日はボウリングの日です!

1861(文久元)年の今日(6月22日)、長崎で発行された“ザ・ナガサキ・ショッピングリスト・アンド・アドバイター”という英字新聞に、日本初のボウリング場である「インターナショナル・ボウリング・サロン」の新装開店の広告が掲載されましたが、このことを記念して社団法人 日本ボウリング場協会(BPAJ)が1972(昭和47)年に6月22日を「ボウリングの日」に制定しました。

ボウリングは室内で行われるスポーツ競技のひとつで、レーン上にピンと呼ばれる的が10本、手前に頂点が向く正三角形に整列され並べられ、プレイヤーはピンを狙ってボールを転がし、倒したピンの数の合計を競います。

このボウリングは、江戸時代末期に長崎の出島を通じて日本に入ってきましたが、このボウリング場は長崎の大浦外国人居留地内に開設され、プレーの合間に軽飲食もできるなど、当時の外国人達にとって人気の社交場だったようです。

ところで、日本で初めての本格的なボウリング場は、1952(昭和27)年12月20日に東京港区青山に開業した「東京ボウリングセンター」です。
その後、1970(昭和45)年前後には、スタープレイヤーである中山律子や須田開代子らの出現がきっかけとなって空前のボウリングブームが到来し、当時は数百メートルごとにボウリング場があったほどでした。日本国内のボウリング場は1972(昭和47)年時点で3697箇所を数えましたが、ブームが過ぎると集客力も減衰して施設は激減していき、2016(平成28)年時点で821箇所にまで減っています。

もともとボウリングは、倒すピンを災いや悪魔に見立てて、それを沢山倒すことが出来たならば、その災いなどから逃れることが出来るという一種の宗教儀式であったため、その歴史は古く、紀元前5000年頃には古代エジプトにおいて墓から木でできたボールとピンが発掘されたことから、その頃からもボウリングに似たようなものがあったとされています。
しかし、倒すピンの数やそれに応じた並べ方も場所や地域によってさまざまであったため、それを中世ドイツの宗教革命家として知られるマルティン・ルターが、倒すピンを9本にし、並べ方もひし形にして、ボウリングの基本的なルールを統一しましたが、これが近代ボウリングのルールの原型になっていったと考えられています。


今日もご訪問有難うございます