鳥取県西伯郡大山町西坪にあるJR西日本の御来屋駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの国鉄山陰本線の一般駅として、1902(明治35)年11月1日に開業しました。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
開業時の1902年に建てられた山陰地方最古の木造駅舎が単式ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は252人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中81位です。
この御来屋駅には、快速「とっとりライナー」が上り(鳥取方面)は6本中3本、下り(米子方面)は6本(土曜・休日は5本)中2本が停車します。
御来屋駅が属する山陰本線は、京都市から西方向へ延び、福知山市・豊岡市・鳥取市・倉吉市・米子市・松江市・出雲市・益田市・長門市などの丹波・但馬・山陰地方の各都市を経て下関市に至る路線で、JRの在来線としては日本最長です。
<御来屋駅の年表>
・1902(明治35)年11月1日:国鉄の一般駅として開業
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により山陰本線の所属となる
・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の直轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される
・2016(平成28)年11月29日:駅本屋及び旅客上屋が国の登録有形文化財に登録される
(駅 名 標)
(鳥取方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(御来屋駅駅舎)
(駅 舎 内)
(ホーム上にある待合室)
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