滋賀県甲賀市信楽町牧字下山にある紫香楽宮跡駅は、、JR草津線の貴生川駅と信楽駅とを結んでいる全線単線非電化の信楽高原鉄道信楽線(14.7km)の駅として、1987(昭和62)年7月13日に開業しました。
信楽方面に向かって右側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する無人駅で駅舎はなく、ホームへ直接ホームに入る形になっています。
紫香楽宮跡駅の利用客は少なく、2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は60人で、これは信楽高原鉄道信楽線の全6駅中5位です。
紫香楽宮跡駅が属する信楽高原鉄道は、旧国鉄の第1次特定地方交通線だった信楽線を転換した第三セクター鉄道で、滋賀県内の鉄道路線で唯一の非電化路線です。 そして、信楽線のうち全長の約半分を貴生川駅と紫香楽宮跡駅の間の勾配区間が占めています。
<紫香楽宮跡駅の年表>
・1987(昭和62)年7月13日:信楽高原鉄道信楽線の駅として開業
・1991(平成3)年5月4日:貴生川駅~紫香楽宮跡駅間の小野谷信号場付近で、JR西日本の臨時快速列車と信楽高原鉄道の普通列車との正面衝突事故が起きて全線が運休してことにより、営業休止
・1991(平成3)年12月8日:全線が運行を再開したことにより営業再開
・2013(平成25)年9月15日:台風18号による水害で杣川に架かる杣川橋梁の一部が流出したため、全線が運休になったことにより営業休止
・2014(平成26)年11月29日:全線が運行を再開したことにより営業再開
(駅 名 標)
(貴生川方面を望む)
(踏切上から信楽方面を望む)
(ホームへのスロープ)
(駅前にあるトイレ)
撮影年月日:2019(令和元)年8月12日
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