大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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今日は梨の日!

2020年07月04日 | 今日は何の日

7月4日は梨の日です!

鳥取駅東郷町(現・湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が、梨の消費拡大を願って2004(平成16)年に7月4日を「梨の日」に制定しました。

日付は「梨=な(7)・し(4)」の語呂合わせです。

梨は数少ない国産の果物ですが、その梨の歴史は古く、日本では弥生時代の頃から食べられていたそうで、登呂遺跡などから食用にされたとされる根拠の種子が多数見つかっています。

梨が文献に初めて登場するのは、奈良時代の歴史書で720(養老4)年に完成した日本書記で、そこには梨の栽培技術が書かれています。
また、梨の品種名が文献に現れるのは、江戸幕府が1735(享保20)年に行った特産品調査で、当時すでに梨の栽培技術が発達していたため150もの品種が記録されています。

梨の品種改良は20世紀後半から行われるようになり、現在では幸水(1959年命名=梨生産量の34%)・豊水(1972年命名=梨生産量の30%)・二十世紀(1898年命名=梨生産量の13%)・新高(1927年命名=梨生産量の11%)の4品種で梨の収穫量の約90%を占めています。

ところで、梨という名前の語源については、

 1.中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じたものとする説
 2.風があると実らないため「風なし」で「ナシ」になったとする説
 3.果肉が白いことから「中白(なかしろ)」が略されて「ナシ」になったとする説
 4.梨は次の年まで色が変わらないことから「なましき」が転じたとする説

など、さまざまな説があります。


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