兵庫県川西市にある笹部駅は、川西能勢口駅と妙見口駅とを結んでいる能勢電鉄妙見線(12.2km)の駅として、1923(大正12)年11月3日に開業しました(開業時は能勢電気軌道)。
4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
小さな駅舎内には、自動券売機や自動改札機、自動精算機が1台ずつ設置されています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は150人で、能勢電鉄線内では最も利用者の少ない駅です。
笹部駅が属する能勢電鉄妙見線は、もともとは妙見山の能勢妙見堂への参拝客を当て込んで建設された路線で、線形の悪い山間の路線を単行の小型車が行き交うようなローカル色の強い路線でしたが、1960年代に入ると沿線の宅地開発が進んだことにより人口が増加したことに伴ってニュータウン路線へと変貌を遂げ、現在では、能勢妙見堂の参拝客よりも、通勤・通学客の利用が主となっています・
<笹部駅の年表>
・1913(大正2)年v4月13日:能勢電気軌道の駅として開業
・1978(昭和53)年10月1日:社名が能勢電鉄に改称され、同社の駅となる
・2004(平成16)年8月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
・2014(平成26)年12月 :駅名標を刷新
・2016(平成28)年6月10日:交通系IC乗車カード全国相互利用開始により、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
(駅 名 標)
(妙見口方面を望む)
(笹部駅遠景)
(笹 部 駅)
撮影年月日:2019(令和元)年5月2日
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