谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

弦楽器作家さん家へ遊びに行く

2011年06月20日 20時55分40秒 | チェロから広がる
ある弦楽器作家さんの工房というか自宅へお邪魔してきました。

どのポジションも弾きにくい所がないバランスよいという印象を持った楽器で
雑音のない所であらためて一度音を聴いてみたかったのです。

結果としては、非常に弾き易い楽器という当初の印象はそのままですが、
音響デッドな環境で楽器自体の響きを聞いてみると、
展示会での印象より鳴ってないなと感じました。
もちろん悪い楽器というわけではありません。
半年前に出来たばかりの楽器ですからこれから鳴り始めるのです。

もし自分が今の楽器に買い換えてなかったら
楽器のポテンシャルに比較してお買い得なこの楽器を買うでしょう。
(よく考えると微妙かな。楽器が育つ前に自分の人生がおしまいになるような気がする。)


結局3時間位居座ってしまったのですけど、
話がとても面白かったのです。

特に弓。
95gという非常に重い弓。
スネークウッドという硬くて重い木材で作られています。
プロの特注で作ったらしいですけど。
素人には重すぎて使いこなせません。

あとすごい弾き易い弓。
見た目は無骨で洗練されていないのですが、
元弓から弓先まで変に力を加えなくても
取り回しがとてもしやすいのです。
92gもあると聞いてびっくり。
85gの弓より軽く感じました。

バスパーと駒の話とか、エンドピンや木材の話などとても面白かったです。


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2 コメント

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Unknown (たこすけ)
2011-06-21 09:28:02
こんにちわ。
以前自分の先生に言われました。
楽器屋さんや展示会で弾くと、周りの楽器が全部共鳴しているから実際よりも響いて聴こえる、だからそれを差し引いて考えなくちゃいけない、と。
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はらしま (たこ○けさんへ)
2011-06-23 01:56:15
確かにそうですね。
床とも共鳴しているのでどの楽器も響くんですよね

本気で楽器選びしている場合は色々ためさなきゃいけないですけど、楽しむ場合にはむしろ共鳴する環境の方が楽しいですな。
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