「海街diary」の最新刊が出ました。
学生の時から大ファン。
「カリフォルニア物語」が出会いでした。
当時日本人が憧れていたアメリカ生活ではなく、差別、移民、ドラッグといった負の側面をリアルに描いた暗い漫画でした。
そこがよかった。
「Banana Fish」は代表作ですがヒットしたせいか話がだらだらになって残念な感じ。
僕が好きな作品は
「吉祥天女」
「桜の園」
「ラヴァーズキス」
そして . . . 本文を読む
本屋って大好きです。
じゃ図書館は?
と言われれば嫌いじゃないけど本屋の方が好き。
人の手垢にまみれていない、新しい紙のにおい
ページのパリっとした感じが好きだし、
評価が定まっていない新しい作家の作品
図書館に収蔵されないような内容の本は本屋さんしか出会えません。
何より司書の好きなだからと言って並び替えするわけにはいきませんからね。
ネットならではの長所はあります。
ネットで本屋は無くなる . . . 本文を読む
昔大人は決まって漫画を目の敵にしていましたな。
それが今は大人が進んで読む世の中になったのは喜ばしいことです。
が、
活字の本にも良いもの悪いものがあるし、漫画も然り。
表現方法ではなく内容が要諦なわけです。
文学と同じように様々なジャンルがありますが、
今日は歴史もの。
基礎編と言えば横山光輝の「三国志」。
スポコンの「ドカベン」にあたるものですな。きっと。
原作に忠実にあの長い物語を最後 . . . 本文を読む
ルワンダという国を僕は数年前まで知りませんでした。
「ホテルルワンダ」という映画で初めて知ったのです。
15年ほど前に民族間の内戦で80万人が虐殺された事もこの映画で知りました。
アフリカ大陸の内陸にあり、主要産品はコーヒー、鉱物資源。
以前はアフリカの中でも最貧国だったのですが、近年アフリカの奇跡といわれる程の発展を遂げているらしいです。
奇跡の原動力は国民自身の努力もあるでしょうし、海外へ逃 . . . 本文を読む
代休でした。
よちこちゃんから借りた「大草原の小さな家」を読みふけりました。
確か小学生の頃だと思いますが大好きだった本です。
いつか再び読みたいとおもいつつ数十年...ストーリーはまるで覚えていません。
幌馬車と手作りの家だけが印象に残っています。
内容を覚えていないので懐かしさより、新鮮さを感じました。
何でも手作りできちゃうお父さん、頼りになる犬のジャック
贅沢な食材無くても美味しい料理を . . . 本文を読む
テレビの最終回を見終わって。
原作がとてもよかったので毎回欠かさず見ていたのですが、映像作品もとても素晴らしかったです。
原作にはない文治との絡み、大人になった薫の事情など原作を損なうことなく作品に厚みを加えていると思います。
表情と仕草で心情を表す事の出来る役者さんが配役されていたのもよかったです。
台詞やストーリーより登場人物の心の絡みがこの作品の素晴らしさなのですから。
最後、感動の出会 . . . 本文を読む
「女王、心に残る一番の滞在先は?」
「ローマです。」
数ある映画の名セリフの中でこれが一番だと思っています。
この映画に無関係ですが、学生時代習った世界史で一番面白かった時代はローマ共和制から帝政へ変わる辺りでした。
王制から共和制へ政体を進化させたローマ人が独裁者が統治する帝政を選択したのは当事の僕にとって時代が逆行したように感じて大きな謎でした。
それをわかりやすく教えてくれたのが塩野七生「 . . . 本文を読む
いつものように本屋を徘徊しているととても綺麗イラストで装丁された本を見つけました。
それがロバート.A.ハインラインの「夏への扉」です。
僕が中学に入る頃だったと思いますが当時もっとも好きな本のひとつで、今も文庫本の扉絵をはっきり覚えています。
冬が嫌いな猫のピートがドアの向こうに夏が隠れているのではないかと思って家の全てのドアを確認するのです。
強く結ばれた猫のピートと主人公が時間旅行を利用し . . . 本文を読む
あまりテレビを見ないのだけど、NHKで毎週放映している「坂の上の雲」にはまってます!
司馬遼太郎作品でも1番好きな作品。
キャストもよいしロケ綺麗だし映像も不自然さがない合成で大満足。
2時間から5時間位では原作のよさが描ききれないと思っていた作品なので、お金持ちのNHKさんしか出来ない素晴らしい企画です。
一番読まれている司馬作品は「竜馬が行く」だそうですが、司馬作品を読み込んでいる人へのアンケ . . . 本文を読む
ここ半年で読んだ本で印象に残った本です。
「永遠の0 (ゼロ)」百田 尚樹
前にお勧めした「BOX」と同じ作者です。
同じ作者だと知らずに購入したのですが、作風が全く違うので同じ作者だと知った時驚きました。
現代の若者が祖父の事を調べて行くに従い戦死した祖父や当時の兵士達の実像を知って行く物語です。
戦争と言う個人では抗えない環境で普通の人が何を考え行動したのか、本当のところは経験した方しかわ . . . 本文を読む
「船を出せ!」に続き青春ものです。
今度は剣道。
「武士道シックスティーン」
「武士道セブンティーン」
「武士道エイティーン」
誉田哲也
バリバリ武道派の香織とふわふわした性格で日舞から剣道に転向した早苗が主人公。
全く逆に見えるふたりは実は似たもの同士なのですが、出会ってから二人の高校3年間が3冊で描かれます。
ジャンルで分ければいわゆるスポ根もので、剣道では「六三四の剣」という名作がありま . . . 本文を読む
協奏曲は合奏曲の一種だと思っていましたが、合奏はみんなで協力して音楽を作っていくイメージ、協奏はソリストとオケがぶつかり合って音楽を作っていくイメージ。
音楽の作り方が違うんだそうだ。
そして合奏協奏曲という形式もあるんだってさ!
バロックではよくあった形式でビバルディとかコレルリがよく書いたらしい。
コレルリのクリスマス協奏曲ってコンチェルトグロッソって書いてあったから、正しくはクリスマス合奏協 . . . 本文を読む
あいかわらず漫画と活字を乱読しています。
飯と本は現金決済すべき。と考えているのですが、懐がさびしい時も読みたい本を見つけると最近この自分ルールをよく破ってしまいます。
面白い本いろいろあったのですが、最近のお勧めしたい1冊です。
「神様のカルテ」夏川草介 小学館
200ページ程の短編です
主人公は長野県の小さな地域病院の中堅医者。
漱石を愛する主人公は文語調でしゃべるちょっと偏屈な先生
と . . . 本文を読む
「続・世界の日本人ジョーク集」早坂隆
国民性の違いをネタにした世界中のジョークを集めたものなんですけどめちゃくちゃ笑います。
「続」があるので当然前のがあるのですが、2年位前にこのブログで紹介してます。
ロシアと日本を比較したジョーク(部品の発注、車の機密性)が断然お気に入りです。
今回も中国、ポーランド、イギリス、フランス、インド、アメリカなどが、こういう場合どうする?という形でたくさん紹介 . . . 本文を読む