谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

今日のレッスン

2010年04月11日 01時38分37秒 | チェロから広がる
ちょっと練習全くしていないじゃん!

なので、今回はバッハはお休み。
実生活では悩みらしい悩みが存在しない僕なのですが、
チェロの奏法については悩みだらけ。
(つまり実生活は真剣に生きていないという事なのか??)

そんな悩みのひとつである音程について、
1音ずつ順番に弾いてゆく(業界ではスケールと呼ぶ)のは基本なのだが、
実践では右の弦行ったり左の弦行ったり、上行ったり下行ったり忙しい。
そしてなぜか元の音に戻ったときに同じ音程にならないのだ。
そうならないように色々な指の動きを練習する専門曲集(業界ではえちゅーどと呼ぶ)があるのだが、づらづら並ぶ音符の行進を弾ききる事が目的になってしまいがち。
音程を正確にとる事が第一の目的なのだからそれをクリアしないで早く弾けるようになっても意味があまりないと思う。(医学的効果は多大なようだが,,,ぼけ防止)

僕が一番苦手とするのは2と4の指の組み合わせで弦をまたがった押さえ、手が小さいので特に1ポジが狭くなってしまう。
指を広げようとすると指がつっぱってしまっていて、これが音程が安定しないひとつの原因らしい。
今日はこれを自然な力で押さえられるようクリニックしてもらった。

指摘されたのは構え方が歪んでいることだった。
チェロを中心に置く事を優先して背骨が曲がっている。その為腕から手のラインが自然な形になっておらず指を広げるのに無理な形となっていたのだった。
手が大きい人だとたぶん押さえられちゃうのだろうが、小さい手は数ミリを自由に動かせるかでまるで世界が違うのだ。
身体は正面を向いて背骨を真っ直ぐに。
チェロは身体に合わせて置く。そしてエンドピンを調整。

指が突っ張る癖は簡単に直らないけど、前ほどムリに広げなくても手が広がるようになったので意識して自然な押さえが出来るように練習あるのみ。


あと指摘されたのは、身体の重心を前へ
すぐ立てる位の座り方で、
というのは前からしつこく言われてきたのだけど、今日は別の表現で感覚を教えてもらった。
靴紐を結ぶつもりで身体を屈めてみる。
そのまま立つことも出来る姿勢に自然になるので、そのまま身体を起こすと背骨がピンと伸びた状態でチェロを身体が支える状態へする事が簡単に出来る。
今まで重心が後ろにあるなと感じた時、背筋をピンと伸ばしていたのだが、これだと身体が反り返るだけでかえって重心が後ろに行ってしまい逆効果らしい。

野望にまたまた一歩近づいた。

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2 コメント

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姿勢 (goshu)
2010-04-11 19:33:19
大事なことですね。エンドピンの長さというのがかなり微妙だと思います。自分でかっこよいと思っているのより?少し短めにして試してみてはどうでしょう。チェロを立て気味にするってことですが、体が大きくない人はカザルスを真似すると、チェロが安定して良いかも。これは個人差がおおきなことなので何とも言えませんが・・。
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はらしま (goshuさんへ)
2010-04-12 00:15:59
エンドピンは微妙ですね。
ポービッチ先生とか堤さんはチェロを寝かせる長さですが、これは背の高い人だからこそ。
アマチュアはチェロを立て気味にすると身体が前に出るので正しい姿勢に近くなりますね。
この日正しい姿勢に直して構えた時、エンドピンこれまで長過ぎた事に気づきました。
goshuさんのおっしゃる事は、重心が後ろに行ってる人には非常に有効なアドバイスだと
今ならすごく納得できます。

goshuさんをぽんぽんとはたくとチェロに有用な色んな事がポケットから出てきそう(笑)
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