谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

今日のレッスン

2011年10月03日 01時23分09秒 | チェロから広がる
昨日本番おわってしまったのだけど、
一度きちんと習っておこうと思って今日はブランデンブルクを診てもらいました。



実は先生はバッハカンタータクラブに入っていたこともあるバロック好きなのでした。

・八分音符の細かいところこそ拍を意識して響かせる。

・アウフタクトはVnやVaの後を引き継ぐ事を意識。

・カデンツを意識してきちんと音を出す。
この曲はカデンツのすぐ後に終止形がもう一度続くところがあるが、
そこだけに注目しているとカデンツがいい加減になるので注意。

・ソロの部分、1拍目最後の八分が目立つように聞こえるが、2泊目最初の八分に拍がある。
ただし、拍を意識し過ぎない。このフレーズは音程の遷移が肝。
1,3泊の低音は明確に響かせる。

・合いの手のように入る16分16分8分の音形、最初の音は拍ではない、最後の音が拍。
拍の原則忘れずに!

・スラー3、返し1の音形は最後の音をつい強くなってしまうので、
弓のタッチを弱めにして返すとよい。
これは使える…。



もうひとつのお題は、早いパッセージの弾き方。
これまでもめちゃ早い所って全く弾けていないので、何が悪いのか診てもらいました。

ジュピター4楽章の1フレーズをちょっと弾かされたのですが、
10秒で原因を指摘されました。

・弓を使い過ぎない。全ての音を一生懸命弾こうとしない。
逆に全ての音を脱力してもダメ。
大事な音と流す音に分けて弾く。
声に出して歌うのと同じ感覚でポイントになる音を見分ける。

・弾き易い弓の重心近くで弾く。
その位置で弾けるように事前に弓の量やスピードを調節する。

・拍の位置を意識したアップダウンを割り付ける。
拍にアップを割り当てない。

・右手で拍感をつけない。むしろ左手で。
右手は淡々と動かす位の意識にしないと左手とかみ合わなくなる。



弾けるようになるから不思議だ!
もちろん練習して身体に覚えこませないと弾けないんですけど、
練習の方法が判っただけでも未来が見えてきます。
うれしい。


また野望に一歩近づいた。

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