谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

今日のレッスン

2007年03月12日 00時30分42秒 | チェロから広がる
発表会まで一ヶ月を切りました!
そろそろ仕上がっていないとまずいんだけど、サラバンドもブーレもとちる所が何箇所か残っている!やばい。
ここ数回はブーレに集中していたので、今日はサラバンドを中心に先生に見てもらいました。

1小節目の重音。A線のドがC線のドと共鳴するように。D線のミは低めにすると綺麗になる。
2小節目の重音。こちらはD線ミは平均律でA線シを低めにすると音が落ち着いた美しい和音になる。はらしまさんは移弦後に抑える音が高めになるのでまず指の位置を確かめて指の間隔を覚えるようにと言われる。
13小節目。下から上がってゆく音と上から降りてくる音が交互に出てくる所なので、音色を変える。下からの音はテヌート、上からの音は軽く。14小節目で上と下の音が出会う。重音はA線レの音程狂わないよう指残す。

17小節目、18小節目。ここが問題だ。
どうしても表現したいように弾けなかった所だ。
重音の後の32分音符に力が入りすぎていたのが原因だった。
重音を弓3/4使い2/4位は豊かに、1/4はD線G線指をリリースしてA線音を抜く。残り1/4で32分音符を軽く弾く。18小節目も同様。

最後の小節重音。1小節目の重音同様にA線ドを大切に。

サラバンドのようにゆっくり弾く曲は、ブーレのように勢いでごまかすことが出来ないので難しい。更なる精進をせねば!

ここ迄で丁度時間となったのだが、今日はこのまま終わらなかった。
右手の直しが...弓の持ち手が硬直したままなので豊かな音が出ない。
いろいろな方法で正しい持ち方を伝えようとしてくれるのだが、数年間悪い癖がついた僕の手はなかなか直らない。
すぐに直るものではないしあせる必要はないけど、絶対外せない基礎技術なので意識してボウイング練習するように言われた。
コツをつかめば自然に出来るようになるので、曲の練習ではやるなとも。
練習方法は、アップボウ、ダウンボウの間に休符を入れて都度手をリラックスさせてから次のボウイングをする事。
音の響きで良し悪しが分かりやすいので、移弦を伴う重音で練習するとよいとも言われた。

右手の悪癖は自分でもずっと昔から気が付いていたけど、どうやって直してよいか分からなかったので貴重なレッスンになった。
晩御飯の時間を越えてまでレッスンしてくれた先生。
ありがとう。
いつも思うけど、できの悪い生徒ですんません。苦労かけます。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サラバンド (さわ)
2007-03-14 20:54:00
大好きです。
重音の音程のとり方、参考にさせてもらいます。
確かに、少し低めにとった方が落ち着く感じがしますね。
ただいま、チェロを隣において、試し&納得中です。
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やまごもりご苦労様でした (はらしま)
2007-03-14 22:59:15
さわさんのサイトはちょくちょく読ませて頂いて私も何かと参考にさせて頂いてます。

今日家に帰ったらG線が外れていました。
この季節加湿器をつけっぱなしにしているのだけど、加湿しても加湿しても湿度はなかなか上がりませんね。
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