源氏物語と共に

源氏物語関連

源氏物語千年紀展と錦織絵巻

2008-05-24 08:51:23 | その他

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京都へ行って、
文化博物館の源氏物語千年紀展と相国寺の源氏物語錦織絵巻を見てきました^^


晴天でもあり、文化博物館は結構人が来ていました。
ガラス越しに見る作品の多い事!


最後は疲れてしまいました~(笑)


パンフレットが値段の割りに分厚くて重たかったです。
でも、細かな所まで説明があるのでとても良かったと思います。
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源氏物語画帖も面白かったですが、
平安時代の三蹟という「行成」の自筆が見られた事も感激でした!
やはりとても上手に感じました。
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また道長自筆の御堂関白日記も、細かいながらも勢いのある字でした。


実はHNK公開講座でこの展覧会の説明を聞いていたのですが、
半分寝ていたので定かではなく(笑)
今回は紫式部日記絵詞や海外に流れた源氏物語画帖、写本が目玉と思っていたのですが、
むしろ大和和紀さんのあさきゆめみしの原画の数点にも感動しました!


私が号泣した墨染めの桜。
『野辺の桜し心あらば ことしばかりは墨染めに咲け』


藤壷亡き後の源氏の心中。大好きな場面なので、嬉しかったですね~
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文化博物館は久しぶりに行きましたが、色々なお店が出来ていたので楽しかったです♪


売店は源氏物語関係の商品が沢山!迷ってしまいます~
朝日新聞に載っていた三田村雅子さんと亡きご主人との共著のご本があったので買ってきました。
「源氏物語絵巻の謎を読み解く」角川選書


近くの亀広永で「したたり」という和菓子も買い、
その後、錦市場のお店で美味しくランチを食べました。
予約してくれていた人気の「かね松」。フキ味噌田楽が絶品でした!
市場で七味ソフトクリームも食べました。
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そして、同志社大学そばの相国寺承天閣美術館の山口伊太郎遺作展
<源氏物語錦織絵巻>にも行きました。
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プラチナや金箔を混ぜ込んだその織の見事さを堪能しました。
国宝絵巻の模写ですが、その織はすべてに忠実というわけではなく、
自由に色や模様が描いていますので鮮やかで華やかな仕上がりでした。


それでも、絵巻の持つ場面ごとの描写によって草花に色をあまりつけなかったり、
銀の霞を品の良い金にしたり、とても素晴らしい現代の最高の西陣織には違いありません。
職人さんの緻密な技術にも驚きます。


5月29日15時からNHKのBS2でこれをとりあげた番組が再放送されるとの事。
以前にちらりと見た記憶があります。興味のある方はどうぞ。


帰りに、いつも買うJR京都駅そばのお漬物やさんでも
千年紀のパッケージがあってビックリしました。
源氏物語のカードが入っているというので、
記念に買ったことは言うまでもありません(^^ゞ


京都府立植物園には行けなかったけれど、
お天気にも恵まれて、久しぶりの京都を楽しんできました♪