ハンガリー・オーストリア旅行記：3日目（その9）－「昼間から飲むビール」：センテンドレ

Szentendre, Hungary

さてさて、センテンドレの町を家人と別れて一人で散策していたワタクシですが、
そろそろ家人との待ち合わせ場所へと向かわなばなりません。


カラフルな傘の下を通って待ち合わせ場所に向かいます。センテンドレの町にはカラフルな傘が似合います。


素敵なお嬢さんが座っていました。ハンガリーの住民の大半はマジャール人なのですが、
このマジャール人というのがなかなか興味深い人種なんですよ。
マジャール人の原住地はウラル山脈からボルガ川流域地方で、9世紀末ごろ現在地に移り、定住したと考えられています。
ですので、マジャール語というのは周囲の国々の言語とは全く違う独自の言語なんです。


マジャール人は日本人と同じく名字が先で名前が後なんです。それと、かつてモンゴル民族が欧州まで移動してきた時に
混血が進んだからでしょうか。マジャール人には結構な確率で蒙古斑が見られるのも面白いですよね。


ワタクシは家人と待ち合わせの広場に行って再会したのですが、二人とも「結構歩いたし、ちょっと冷たいものでも
飲みたいなぁ」ということで気持ちが一致しました。幸い、広場の周囲にはオープンカフェが数軒あり、
その中の一つに行くことにしました。


ヨーロッパはどこに行ってもオープンカフェがたくさんあります。レストランなどでも、
お店に行くとまずは店内の座席よりも店外の座席に案内されます。


日本の夏だと蒸し暑くて屋外で食事をしようとは思いません。日本には外国からの文化や風習がどんどん入ってきましたが、
オープンカフェが広まらないのは高温多湿の気候が理由でしょうね。


家人は「Ice Coffee」を頼んだのですが、ハンガリーのアイスコーヒーはワタクシ達がイメージするアイスコーヒーではありません。
こちらのアイスコーヒーはコーヒーにミルクとアイスクリームが入ったコーヒーなんです。


ワタクシは当然ながら「Draft Beer Large Size」を注文しました。素敵な風景を眺めながらの生ビールは最高ですな。


ブダペストからの楽しいワンディトリップになりました。ワタクシ達はセンテンドレ駅に戻り、
ブダペストへと帰って行ったのでありました。とは言え、まだ時刻はお昼過ぎです。
まだまだブダペストで行動する時間がありますね。

使用したカメラ：1〜4枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ハンガリーを旅していて良かったことの一つが、公共交通機関の時間が正確であることでした。
列車が遅れてやって来るとか、地下鉄のダイヤが乱れているというようなことがありませんでした。
そういう国は旅をするにはいいですよねぇ。


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