ハンガリー・オーストリア旅行記：4日目（その3）－「東から西へ」：ウィーン中央駅・ウィーン

Wien Hauptbahnhof, Wien, Austria

さてさて、ブダペスト東駅を出発して約2時間40分。国境をこえてオーストリアに入ったワタクシ達は、
12時20分にウイーンのウィーン中央駅（Wien Hauptbahnhof）に到着しました。


ウィーン中央駅はウィーン市内南部にあり、名前の通りウィーンにおける鉄道輸送の中心となっている駅です。
2014年に全面改築された駅はモダンな造りになっていて、古色蒼然とした始発駅のブダペスト東駅とは対照的でした。


言葉もマジャール語からドイツ語へ。マジャール語は全く何がなんやらわかりませんでしたが、
ドイツ語だと多少の挨拶は出来るし、英語とよく似た単語も多いのでホッとした気持ちになります。


旧東側諸国であったハンガリーから西側諸国だったオーストリアに入国すると、一瞬で経済の豊かさの違いを感じます。
道を歩く人々の服装はオシャレで、道路を走る車は大半がドイツ製、そしてフランス製やイタリア製の車に混じって
トヨタやホンダの車もありました。ただ、ハンガリーでよく見かけた古びた車はほとんどありませんでした。


ワタクシ達はウイーン中心部にほど近いHotel Am Konzerthausを今回のホテルにしました。
すぐ近くにベルヴェデーレ宮殿があるので、チェックインを済ませたら行こうと思っているんですよ。


ああ、ここはウイーンなんですね。ベッドの頭の部分には、大きなグスタフ・クリムトのレプリカがありました。
クリムトの絵って、どこなセクシーというかエロティックですよねぇ。


ウィーンのホテルも四つ星のホテルにしたので、ワタクシ達の旅行にすれば随分と贅沢な選択のように思います。
まあ、普段はケチケチした生活をしているので、旅行の時くらいはささやかな贅沢もいいでしょう。


館内は落ち着いた色調に統一されていました。従業員の接客態度の質も、さすがに高かったように感じました。


ではでは、ウィーンの町に出て行くとしましょうか。初めてのウィーンです。ワクワク感が高まるばかりです。

Hotel Am Konzerthaus…Am Heumarkt 35-37 ,1030 VIENNA ,AUSTRIA

使用したカメラ：4〜6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


東側の国から西側の国へ…誰の目にも経済的な格差がわかります。
そして、当然のことながらその違いは物価にも反映され、オーストリアではほぼ日本と同じくらいの物価でした。
それでも、英国やフランスに比べたら安いのだとは思います。


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