松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

日本の軍備拡大に、2つの意見

2015年04月05日 | 日記
市役所の広場で花見を行なっていた、70歳前後の男性3人組の方々、地域の自衛隊OBの方などと話をすると、共産党は好きではないが、安倍首相や高村さんの発言は怖いとの意見が高齢者の中から出ます。
その一方で日本を攻撃出来ないように、相手より強い武力が必要と言われる方がいます。
相手の方の話が終了するまで良く聞いて、私からも話して良いですかと尋ね、相手からどうぞとの了解後に、以前のアメリカとソ連が軍備拡大を続け、相手より強い軍隊をと競争しましたが、何処まで行っても終わりがない闘いでした。
中国が、日本や東南アジアの国々に軍事力で圧力をかけていますが、東南アジアの国々は以前は、お互いに闘っていましたが話し合いによる解決をはかっています。
中国に対しても、話し合いでの共同行動を取っています。
また、北朝鮮からは日本が脅威になつて、無茶な行動を行なっていますので、軍備の強化を際限なく行なっても解決しません。
日本が軍事力を強化して、安倍総理大臣や自民党が他国に発信しているメッセージを相手の国が受け取り、自国を守るとの立場で強化すると際限なく軍備拡大、戦争への道になります。
複数の国が、相手より強い武力を持ち、優位な立場になりたいと思ったらどうなるでしょうか。
自分だけの立場で考えると、相手より強い軍備を持てば良いとの発想になりますが、自分と相手の行動を分析すると、相手も自分と同じように考えて、軍備強化を行ない際限なく続きます。
私は、際限ない軍備の強化でなく、各地域や国際的な枠組みの中で話し合いの解決を求めます。
日本と中国との関係では、蒙古襲来で2回攻められましたが、被害は少なく時代も古いですが、日中の関係は明治以降、日本が中国をはじめアジアの国々に侵略して、略奪した事実は具体的に残っています。
ドイツは、過去に自分たちが加害者だった事実を後世に伝えていますが、日本政府は加害者だった事実を曖昧にして、物事をすり替えようとしています。