松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

8月15日(今日の赤旗潮流記事)、八王子市に爆撃記事

2016年08月15日 | 日記
 東京大空襲に匹敵する量の焼夷弾が落とされたといいます。終戦が迫る8月2日の未明、多摩地域の拠点都市、八王子市は約170機のB29爆撃機に襲われました。
 雨のように降り注いだ爆弾の数は実に67万超。市民一人当たり約10発というすさまじい爆撃で街は一夜にして焼け野原と化しました。事前に「伝単」と呼ばれた空襲を予告する米軍のビラがまかれましたが、被害は甚大でした。
 こうした全国各地への爆撃は8月15日の終戦直前まで続きました。14日には山口の岩国や光市、同夜から翌日未明にかけて秋田・土崎、群馬・伊勢崎、埼玉・熊谷、神奈川・小田原。なかなか降伏しない日本に対するいら立ちや催促の意味をこめ、それは”フィナーレ爆撃”と呼ばれました。
 敗戦必至のなか、もっと早く降伏していたら・・・。沖縄戦や広島、長崎の原爆、各地の無差別爆撃も防げたかもしれない。
 しかし、これだけ痛めつけられてもなお、国民の多くは日本は負けないと信じていました。
 八王子の郷土資料館では、毎年この時期に戦争について学ぶ企画展を開いています。
 この夏も親子連れが空襲の様子や戦前の教育を体験者から聞いていました。
 同じような催しは至る所で、71年前の今日、太平洋戦争は終結しました。
 アメリカは歓喜に沸く人々が華やかな街にくり出し、日本には戦争が終わったことさえ知らず廃墟にたたずむ姿もありました。
 時の政権の暴走によってふたたび戦争の足音が聞える今、改めて平和の重みをかみ締めたい。(8月15日付け赤旗記事抜粋)


 綾瀬市平和委員会では、20年近く前に、市民の戦争体験記を冊子にして制作しました。
 当時、原稿を書いて戴いた方の、半数近くはお亡くなりのなりました。
 貴重な資料として残して行きます。・