松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

旧消防庁舎解体工事の契約議案が全員賛成で可決

2020年02月26日 | 議会

 契約金額2億8114万円の解体工事、建物にはアスベストが使用されていますので工事は大掛かりです。
 旧消防施設には、アスベストのレベル1(石綿ロックウール吹付)、レベル2(配管エルボ、煙突石綿断熱材)、レベル3(ダクトパッキン、Pタイル、フレキシブルボード等)、外壁吹付仕上げ塗材等が残っています。
 一番危険なアスベストのレベル1が、旧消防庁舎に存在していると資料に書かれているので、私が建物の階段の天井に吹き付けられているウールなのかと確認したら、そこに使われているとの回答でした。
 10年以上前にアスベストの使用問題で、私から職員に対して消防の建物に入った正面の階段部分が吹付のアスベストのように見えるので確認したら、アスベストでなく他のウール吹付との説明を受けていました。
 昨日の私の質疑で、天井に吹付アスベストが使用され、この10年間は年に2回専門業者にアスベストの浮遊について検査を依頼していたとの説明がありました。
 検査費用の項目が議会に報告が行われた記憶がないとので確認したら、他の費用の中に含まれて支出されれたので、議会にはアスベスト検査の項目は出ていないとの報告がありました。
 消防職員は日常的に浮遊する可能性のあるアスベストの下を、長年移動していたので退職した職員も含めてアスベスト被害の検査の必要性を求めましたが、市は年2回のアスベスト浮遊の検査で浮遊していないので、健康調査は行わないと回答。
 レベル1のアスベスト除去工事では、密封空間と減圧施設などの対応を行って工事を行うとの説明がありました。
 今回、解体する施設でアスベストの除去を行う箇所は、旧消防庁舎、耐熱耐煙訓練施設、屋外便所、危険物倉庫,外構工作物との説明がありました。