日本の造船業の明日を拓く溶接技術の伝承

写真は横浜の某造船工場です。工場のコア技術になる溶接技能者の養成について見学する機会があり、その一部を紹介します。

趣旨：東日本地区造船各社の要請をうけて、単独で出来ない溶接技術他の伝承を研修センターという組織で、次ぎのように効率的に実施し日本の造船業の明日を切り開くもの。

・受講者が中卒から院卒までの混成を受け入れ、それぞれに相応の声かけで動機付けを工夫している。
・最初から座学でなく、実技を通じて、興味、関心をもってもらう動機付けに工夫している。

・研修、座学、テキスト資料、実技習得場所、寮など設備も充実している。
・溶接実技で指導者の指導内容が大変意欲的で、厳しく、優しく、分かり易い。

・３か月で資格取得および専門コースのプログラム他が充実している。
・受講者相互の切磋琢磨を通じての刺激を工夫した学習効果を工夫している。
・溶接実習で受講者が真剣に受講していた。

・人と人との声かけで基本指導しているためメンタル対応者はいないこと。
・課題はいかに退職させないように工夫するか。等関係者の涙ぐましい努力に感激。

研修を担当する一員として、共通する課題や悩み、解決策などの意見交換が大変有益でした。

あなたは造船工場を見たことありますか？