ハタハタの1歩~側わん症とともに~

ハタハタのきまぐれな日記です!
側わん症とともにに生きてます!

自分の記憶は正しいのだろうか?

2009-11-24 22:48:30 | 気づき
久しぶりに本を読んでレビューを書きます

「記憶はウソをつく」榎本博明著
祥伝社 2009年10月5日発行

うちの先生が「自分は記憶力がいい!」
と言っているので、”記憶”という言葉に惹かれて購入

「人の記憶は今の自分の状況によって、
記憶は容易に書き換えられることがある」
これが述べられてある内容。

特に怖いのが犯人追求のための目撃証言。
実際に実験を行ったりして、人の記憶が以下にあいまいかを
証明してある。

自分もこれを読んで怖いなと思ってしまった
自分が話している記憶も実は、
事実から曲がっているかもしれないと思うと、
講師になるうえで果たして本当に人に
正しいことを伝えられるのか不安になる。

そして、もしかすると側わん症の記憶が
美化されてきたというのもここに起因があるのかもしれない

あのときの痛みの記憶、詳細な内容までは覚えていない。
日記を見返すことで振り返るしかない。
でも、このような内容を話すときはできるだけ気をつけないとね。

今までになかった発想で気づきを与えてくれた本でした