はたかおりと羽太雄平、なな、むっくのおうち 2

ここは栃木県日光市。時代小説を書いている夫の手作りログハウスに住み、かわいい2頭のヤギと田舎暮らしを満喫中!

お役所仕事

2011年07月05日 | Weblog
今朝、関電工がうちの桑の木を切りにきました。







どう思います?


バランスよく茂っていた伐採前の最近の写真↓↓↓









崖っぷちに立った桑の木。
ものすごくバランス悪いでしょ?

関電工の人が「終わりました」と挨拶に来たので思わず言っちゃいました。

アレでおしまいですか!?

べつにハンコが必要なわけでもないのでそそくさと帰ろうとする関電工を引き留めました。
「ちょっと待ってよ-^^; あれで終わりなの? バランス悪すぎません?」
「いやぁ・・・・^^;」
「台風来たら倒れません? 倒れたら誰が責任とるの?」
「いやあ、それは・・・。・・・・まあ、大丈夫だと思いますけど・・・^^;」
「反対側も切って下さいよ。思いっきり電線に引っかかってるじゃないですか」
「あれは、電話線で・・・。今回の伐採はこちらのお宅の引き込み線に掛かる枝が対象ですので・・・^^;」

始終苦笑いごまかし笑いの関電工でした。

この木の隣にもう一本同じような桑の木があって、お隣の土地なのですが、
以前その桑の木を切りに来たときに、うちのも切らせてもらいたいと前に申請があったので、
ついでに切れば?と言ったのですが、
「書類が届いていない」ということでお帰りになりました(汗
邪魔になっていて、いずれ切ることになっていて、持ち主が許可しているのにも関わらず、
書類が来ていないからダメなんだそうです。

自分たちの都合のいいように、うちの引き込み線にかかる木だけ思いっきり切っていって、
桑の木全体のことは何一つ考えていない。

別にさ-、桑の木を鶴や亀やヤギの形に整えてくださいって言ってるわけじゃないんだよ?
崖に立ってる木のバランス考えて切りなさいよと言ってるのよ。

マジで台風、大雪が心配なんですけど。

ホントにお役所仕事ってこういうことですよね。
自分たちのことしか考えない。
言われたことだけやればいい。
横のつながりがまったくない。

こんな社会だから、原発事故は起こるのです。
言われたことはきちんとやった。
疑問に思っても余計なことは一切やらない。言わない。
「ヤバくね?」と思っていても、自分たちの管轄じゃないから「知らない」。
面倒なことが自分の目の前を無事通過してくれればそれでいい。

たしかにそういう社会にしたのは、何にでもイチャモンをつけるようになってしまった、クレーマー的な日本国民そのものなんでしょうけどね。

それにしてもこれはひどすぎる。
融通がきかないにもほどがある。



はぁ・・・どうすっぺ。
コメント (12)
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