はたかおりと羽太雄平、なな、むっくのおうち 2

ここは栃木県日光市。時代小説を書いている夫の手作りログハウスに住み、かわいい2頭のヤギと田舎暮らしを満喫中!

山久保国歌 つづき

2012年02月16日 | ヤギ
我が山久保には6つの集落がある。

白沢(しらさわ・我が家のある集落)、
松の木内(まつのきうち)、
沼内(ぬまうち)
中野(なかの)、
木曽(きそ)、
柏木(かしわぎ)。

電車の中で考えてみたのだが、まだまだ魅力的なキーワードがあった。
たとえば柏木にはカタクリの群生地があり、カタクリが終わるとヤマツツジが咲き、山が真っ赤になる。
木曽の斜面にはヤシオツツジというピンクのツツジが咲く。
沼内はとても景色のよいところで、秋に掃き集め、束ねた落ち葉が置かれた梅林は、地元のカメラマンが必ず訪れるスポットになっている。
氷池とションベン滝は白沢で六地蔵は松の木内にある。

ところが、中野のことをよく知らない。

中野、木曽、柏木は通り抜けの出来ない集落で、用事がないと行けないところなのだ。
柏木は白沢の隣で、散歩コースなのでよく知っているのだが、木曽と中野はあまり知らないのだ。
稲荷神社はいままで中野だと思っていたのだが、ネットで調べたらどうも木曽らしい(汗)。
そうすると、中野を代表するキーワードがなくなってしまう。

それは困る。
やはり平等に組み込まないと、村八分、いやいや、非国民にされてしまう。
ここはみんないっしょくたにして、ぼかす必要がある。

そのセンで考え、特急電車に揺られながら、いくつかのフレーズが浮かんだ。



大鹿入の沢の水 天然氷で割って呑みゃ
お地蔵様もお稲荷さんも うまいうまいと舌鼓


酔ってよろけて子宝石に つまずきゃ狐がコンと鳴く

うーーん、ちょっと違うか。ちなみに子宝石はお稲荷さんの参道にある。

あんまり美味くて呑みすぎて ションベン滝がごうごうと

いや、これも違うか。これでは国家の品格も国歌の品格も失われてしまう。

カタクリ ツツジ 山桜 ヤシオツツジに梅林
タケノコ チタケに ミョウガに 三つ葉
ああ山久保はよいところ(ア、ソーレ)




なんだか国歌というよりは「山久保音頭」という感じになってしまった。

というところで下車駅が近づき、残念ながら未完成のまま終わったのであった。
このつづきはまたいつか^^

コメント
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