カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

2017第4回WBCの途中経過

2017年03月13日 07時49分17秒 | スポーツ

日本代表は、無傷の3連勝で1次リーグを通過しました。

1次リーグはA組~D組の4チーム(×4=16チーム)ごとに分かれ、日本はキューバ・オーストラリア・中国に連勝して通過しました。

そして昨日同じ東京ドームで2次リーグが始まりました。

2次リーグの初戦は、MLB選手が多いオランダで、最大の強敵だったかも知れません。

19時ごろから24時前までと、とても長い間の「死闘」で、10回まで両者譲らず、大会規定により11回からはタイ・ブレーク(無死1・2塁から始める)という、どちらかというと後攻に有利と思われる戦いでしたが、先攻の日本が11回表に2点をあげ、下手投げの牧田が11回裏を押えて勝ちきりました。

間違いがないことを祈りながら、次のような表を公表してみました。開始時点から作成しておりましたが公表するのは初めてです。

  • 赤く塗りつぶしたところが、今進行中の試合、もしくは今日行なわれる予定の試合です。
  • ドミニカ共和国もMLB選手を集め無傷の3連勝。
  • イスラエルが日本と同じ無傷の4連勝で、1次リーグを3連勝で通過したあと2次リーグ初戦のキューバ戦に勝っています。
  • アメリカもMLB選手を集めていますが、今日勝てば2勝1敗で通過でしょうが、大会規定を詳しく把握していないものの、もしもカナダに負けて1勝2敗になっても、同率の直接対決者コロンビアに勝っているので、1次リーグは通過したのかも知れませんが、念のため空白としておきました。

概して言えば

  • 長年日本の看板だったにもかかわらず、ぱっとした活躍ができなかった中田翔(北海道)が5番に下がり、それより若い筒香(横浜)に4番を任せ、なおかつ中田が腐らずに結果を出していることが特筆されます。
  • 日本の投手陣はすべて合格点以上の結果を出しているようで、場合によって打たれる事がありましたが、どんどん交代して新しい投手がおさえてきたのです。

来週2017/03/19から選抜高校野球が始まりますが

開始直後の21日~23日にWBCの決勝ラウンドがあり、そこへ日本代表が進出するかどうかは分かりませんが、もし進出したとすれば甲子園も最初のほうはどうでもいいのでしょうか(笑)。

その後の試合(赤塗りつぶし)でプエルトリコが勝ち、3連勝で1次リーグ突破をしたようです。(2017/03/13 07:53確認)



イスラム圏の醜聞11 トルコのテロ

2017年03月13日 06時51分24秒 | アジア

トルコで頻発するテロ。

  • ただし私は、「多いテロがEU加盟の障害となっている」のではなくて、「イスラム国としての初の参加が試されている」と思います。
  • トルコはEC時代の1987年に加入申請をし、また2005年より正式にEUへの加盟申請をしましたが、2017年3月現在まだ加盟しておりません。しかしソ連崩壊に伴って2004年には東欧8カ国が、さらに2007年には東欧2カ国(ルーマニア・ブルガリア)が加盟しております。Wikipedia
  • つまり、トルコがEU加盟申請してから長い年月が経過しており、ずっとあとで加盟を申請した旧東欧諸国(キリスト教国)がどんどんEUに加盟することができました。
  • 言い替えると、トルコの国内問題が複雑であることに加え、キリスト教の仲好しクラブの中にイスラム教国であるトルコが入れない、という「宗教対立の構造」を見せております。
  • 個人的な私の印象としては、アジアとヨーロッパの境界にあるトルコは、中国圏との境界にある朝鮮半島と同じでとても複雑な国際関係にあり、「シリア問題が決定的に深刻であり、かつトルコ国内問題をかかえている」現段階ではEUに加盟しない方がトルコの幸せにつながるはず、と考えています。
  • そのわけは、イスラム教にも重大な問題があると同時に、優るとも劣らないキリスト教の問題も浮上し、なおかつEUの存立にも赤信号が点灯し始めたからです。
  • 私は、トルコが独自の運営をし続け、イスラム国特有の問題を乗り越え、周辺諸国からお手本となるような組織へと発展することを望んでおります。強引なEU加盟願望には意味がないのです。 

トルコのナイトクラブに「テロ攻撃」 35人死亡、40人負傷

イスタンブール(CNN) トルコの最大都市イスタンブールのベシクタシュ地区にあるナイトクラブで1日未明、襲撃が起き、イスタンブール県知事によると、35人が死亡、40人が負傷した。同知事は事件について、新年を祝うためにナイトクラブに来ていた罪のない人々を狙った「テロ攻撃」だと述べた。国営アナトリア通信によると、武装した人物がナイトクラブの店内で発砲したという。襲撃者の身元は分かっていない。:CNN 2017.01.01 

アジアのはずれに位置するトルコは、いつの時代にも様々な人が出入りするため、犯罪も多かったのでしょうが、それとは別に得るべきことも多かった、と思われます。

2016年のトルコで相次いだ襲撃事件

12月10日:イスタンブールで爆発、44人が死亡。クルド人が犯行声明。

8月20日:ガジアンテプのパーティーで爆発、30人死亡。ISの関与か。

7月30日:クルド人武装勢力35人が軍事基地を襲撃、トルコ軍が反撃。

6月28日:イスタンブールで銃撃爆破、41人が死亡。ISの関与か。

3月13日:アンカラでクルド人武装勢力が自動車自爆、37人死亡。

2月17日:アンカラで軍の車列が攻撃され、28人死亡。

:bbc 2017年01月3日〔要約〕

テロは地域を問わずみられますが、EU諸国よりトルコのほうがより深刻ではないか、という印象をもっております。

間違いなく「シリア空爆に関係している」と思われます。 


さてさて、皆様はどう思われますか。