2017/1/20 新しく米大統領に就任したトランプは、選挙戦の頃からどうもあやしい発言を繰り返しており、大統領就任後もあいかわらず暴言の数々を繰り返しています。
大統領令「イスラム教徒入国制限」が裁判所によって差し止められたままで、今後も数多くの訴訟が発生するでしょうし、共和党でさえ場合によっては議会での弾劾審議に入る可能性があり、1年もつかどうか憂慮されます。
大統領は控訴しましたが、やはり連邦控訴裁判所でも大統領令の違憲が指摘され執行停止されたままです。
しばらくしてこの件で改定された新大統領令が出ます(2017/03/06)。
しかしこれに対しても違憲との訴訟があり、ハワイの連邦地方裁判所が、大統領令の執行を再び停止しました(2017/03/15 NHK)。
念のために言えば、このイスラム教信者の入国を制限する大統領令だけが米憲法に違反するとして2度も執行停止状態にありますが、ほかの大統領令は執行されたままです。
大統領側は、この件で再び裁判所で争う予定とのことですが、2度も裁判所によって「違憲」と判定された大統領の移民政策は、どうやら憲法を変えなければ成り立たないのだろうと思われます。
さてさて、皆様はどう思われますか。