カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞 22 またまた大統領令の停止

2017年03月17日 04時12分36秒 | 海外

2017/1/20 新しく米大統領に就任したトランプは、選挙戦の頃からどうもあやしい発言を繰り返しており、大統領就任後もあいかわらず暴言の数々を繰り返しています。

大統領令「イスラム教徒入国制限」が裁判所によって差し止められたままで、今後も数多くの訴訟が発生するでしょうし、共和党でさえ場合によっては議会での弾劾審議に入る可能性があり、1年もつかどうか憂慮されます。

大統領は控訴しましたが、やはり連邦控訴裁判所でも大統領令の違憲が指摘され執行停止されたままです。

しばらくしてこの件で改定された新大統領令が出ます(2017/03/06)。

しかしこれに対しても違憲との訴訟があり、ハワイの連邦地方裁判所が、大統領令の執行を再び停止しました(2017/03/15 NHK)。

念のために言えば、このイスラム教信者の入国を制限する大統領令だけが米憲法に違反するとして2度も執行停止状態にありますが、ほかの大統領令は執行されたままです。

大統領側は、この件で再び裁判所で争う予定とのことですが、2度も裁判所によって「違憲」と判定された大統領の移民政策は、どうやら憲法を変えなければ成り立たないのだろうと思われます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 21

2017年03月17日 03時46分04秒 | 海外

アメリカの大統領が、オバマからトランプに代わりました。

何でもかんでも、オバマの逆をいこうとするトランプでして「反抗期」のトランプなのか外交にもそれがあらわれています。

オバマは

EUに合わせてロシアを制裁するのに躊躇せず、その代わりEUが理解を示す中国に警戒しつつも接近し中国からでも金儲けをしようとしました。

この結果、ロシアは中国に接近し、中国はアメリカを利用して軍事力を増大させ、やっかいなことになりました。

この裏には「ノーベル平和賞がからんでいた」と私はみています。

ノーベル平和賞を受賞したのが

  • オバマ受賞(2009年)
  • EU受賞(2012年)

ノーベル平和賞を受賞したので「安心して軍事行動に出た」のが(旧)共産陣営でした。

  • 中国が南シナ海を埋め立て軍事基地化(2011年ごろ以降)
  • ロシアがウクライナ領クリミア半島を武力併合(2014年

ノルウェーも、政治的な判断でノーベル平和賞を与えてしまうと、こういった問題が起るとは理解していなかったようで、うっかりミスだったわけです。

さてアメリカ大統領がトランプになって、外交政策がどう変化しつつあるかですが・・・・・・ 

 

トランプは、あらゆる点で、オバマの正反対を演じようとしています。例えば

  • 対イスラエル(オバマ時代にやや否定的になりかけたが、トランプはイスラエルべったら漬けか)
  • 対ロシア(ロシアが米大統領選挙時にサイバー攻撃をしたかどうか)
  • 対中国(まだトランプの方針は明確ではありません)

などでも薄々わかってきました。

まだ今のところ

大統領に就任して2ヶ月の観測でしかありませんが、トランプがロシアに好意的なため、中露の接近にブレーキがかかり、ロシアは中国の軍事巨大化に脅威を感じ始めました。

この中露は

必ず離反させておかないとやっかいなことになる、と米共和党は判断しているようです。

トランプの場合、有事に、ロシアが中国の味方をしない方向を想定しているように思われるのです。

たしかにオバマのやり方では、中国をつけあがらせたのかも知れません。

オバマはできませんでしたが、トランプが、周辺国を「刺激」している中国を「刺激」し始める、と私はにらんでいます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


2017第4回WBC途中経過

2017年03月17日 03時20分03秒 | スポーツ

2017/03/16 10:00 からベネズエラ対アメリカ戦だけがあり

負けていたアメリカが8回の裏に逆転し、9回表のベネズエラの攻撃を0点に抑えて勝っています。

今のところ、以下のようになっています。

赤く塗りつぶしたのが 2017/03/17 11:00 の試合で

ドミニカ対ベネズエラ

このF組も、この試合結果では、どこが決勝トーナメントへでるか決まらないようです。