ロシアと中国は、似ていますが、深い溝があります。
ここではロシアの黒いうわさを集めてみました。妙な報道が多いのは事実です。これには、
- 2014年03月にロシアがウクライナ領クリミア半島を武力侵略したこと
- ロシアの国家ぐるみの薬物隠ぺい工作犯罪が暴かれたこと
などが関係しています。
旧ソ連の共産主時代の「弾圧主義」が色濃く残っているロシアにご注目を。
IS最高指導者、殺害か=先月のシリア空爆で-情報確認中とロシア国防省
追い詰められた「イスラム国」 崩れる「国家」の姿
ISバグダディを狙った空爆に関して
ロシアの声明とアメリカの声明が食い違っています。もちろん私にはどちらが正確かなど分かりませんが、とにかく外国勢の空爆によってISが敗走し始めており、イラクからシリアや中央アジア方面へ逃れているのではないかと思われています。
そこにサウジアラビアやイランなどとの関係が取りざたされ、それぞれもっともらしい説明があるのですが、もう一つはっきりしません。
時と共に変わるべき性質のものということは、すなわち単なる小さな部族間の争いが、国家という大義名分を携えただけなんでしょうか。人はちょっとした自分の考えで、恩義があるとか敵だとかを、好き勝手に決めすぐに変更したがるものですから。
あまり関係がなさそうですが、似た名前がありました。
- アバーディ(イラク首相)
- アル・バグダディー(IS指導者)
まぎらわしいですか、それともそうは思いませんか(笑)。
プーチン大統領、後継者に関する質問に答える
プーチンが、「有権者・ロシア国民のみが自分の後継者を決める」というようなことを述べたらしいのですが、皆様はどう思いますか?
そんなことを言うこと自体が、
「自分の眼鏡にかなった人物を自分が決め、それをいかにも有権者が決めたと思わせる体制が整っている」
ことを暗示しています。エリツィンがプーチンを指名したのは致命的な誤りだったのでしょうか。
その意味では
- 多々問題があり過ぎますが、大統領を自分で選んでおいて、すぐにその大統領を自分で免職にするという擬似民主主義風味の韓国
- すでに組織内で次の後継者が内定している中国
- いかにも有権者が決めたように偽装するロシア
こういったいろいろな意味で問題のある国でした。
韓国・・・・・・ほぼ全員が視野狭窄症(しやきょうさくしょう)
中国・・・・・・総選挙なく報道を規制する論外の言論弾圧国家
ロシア・・・・有権者が決めたとする偽装民主主義
ロシア各地で反政府デモ、1500人超拘束 野党指導者を30日間拘留
確かに「人権問題」そのものに込められた
ものの見方には大いに疑問がありますが、それにしてもトランプ政権がロシアの人権問題を非難することがない、のでした。
これは日本の非保守勢力が中国の人権問題を非難することがない、のを連想させます。
いまトランプに関しては
何でもオバマと反対の方向へ進めようとするあまり、ロシア政府と密接な関係にあったのではないかという疑惑が沸騰していますね。
それを否定しているトランプですが、今までの例からして、単に不都合なことを根拠なくただ否定するだけ、のように思われます。
トランプが、ロシアを批判すれば「罪隠しではないか」と疑われるでしょうし、ロシアを褒め称えると「それみたことか」となり、どちらに転んでも言い方向へは進まないため、だんまりを決め込んでいるのでしょうか(笑)。
特別検察官は、「ロシア疑惑」は当然でしょうが、それよりもさらに重大な「司法妨害」のほうを重点的に捜査していることでしょう。
ロシア、LINEをブロック ネット規制法違反と判断か
弾圧国家の「ロシア」「中国」では
ともに国家の命令さえあれば、企業から情報を国家へ提出することが義務づけられているようです。裁判所の判断など不要なのが、政府の暴走を促進させており、ロシアや中国では、政府の暴走を止める手段がないのですね。
そして両国では独裁者(中国共産党やプーチン)が「永遠に権力をにぎっている」ように思われています。
しかしロシアや中国の国民が
政府の思い通りに「無制限で管理されている」とことを、どれだけがわかっているか、疑問です。そういう国に限って、国が扇動する「外国が悪い」という視点しか報道で与えられていないため、まるで国民の全体がそうであるかのように一色に染まっていきます。
北朝鮮が一色なのは誰がみても納得できますが、少し視点を深くすれば、中国・ロシアが似たようなシステムをもっていることが分りますね。
コワイ・コワイ!
しかしこれらの国では、
- 自分のことだけに専念するよう国家によって導かれている
- 自分の金儲けだけに生き甲斐を見出すように導かれている
- 自らの保身のため国家への忠誠を偽装し、他人にも忠誠を要求する
- とにかく「国をよくする・改善する」ことに参画できないのは
- もったいないことに「あなたにその能力がない」と断定されているからで
- そもそも「中国・ロシア」では、国家や政府を疑うことは、禁じられている
のでした。
そういう面で両国をとらえると、同じコメントから、またまた違った一面を見ることができるでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。