ロシアからの妙な報道が多いのは事実ですので、ここでは「黒いうわさ」を集めてみました。
- 2014年03月にウクライナ領クリミア半島を武力併合したこと
- 2015年11月に国家ぐるみの薬物隠ぺい工作が暴かれたこと
が関係していることはあきらかですね。
ロシアの場合
崩壊したソビエト社会主義共和国連邦(1922-1991 旧ソ連)時代から「全体主義」を引きずっていることにご注目を。ロシアは擬似民主国家風になってまだ26年ですよ! まともな国であるはずがありませんね(笑)。
韓国の場合
かりに「初の軍人以外」の金泳三が大統領に就任した1993年から計算しても、韓国は擬似民主国家風になってまだ24年ですよ! まともな国であるはずがありませんね(笑)。北朝鮮と同時だった国連加盟(1991年)から数えてもまだ26年です!
さらに
前近代的なことですが総選挙さえなく「国民を代表していない共産党」が支配する中国がこれに加わって、北朝鮮をなんとか利用すべく虎視眈々と狙っております。もしも中国で総選挙なるものができても、次のような対立が見られることでしょう。
- 中国共産党の議員配分をどうするか
- 多数民族の議員配分をどうするか
- 不正選挙をなくすのにどうすればいいか
- 中国で弾圧をなくせば、今よりももっとひどい内戦状態になり、選挙制度どころではなくなる
結局、中国共産党が崩壊しなければ、こういった問題は解決しないでしょうが、中東・北アフリカの例をみるまでもなく、弾圧から解放された時の民衆の怒りと国の大混乱が十分に予測され、それが崩壊を躊躇させているのかも知れません。
ロシア副首相「日本人なら切腹して落ち着け」 北方領土問題で批判:Huffington Post 2015年08月25日
何かのドラマが発言の元になったに違いなくロシア人にはうけたんでしょうが、日本人には奇妙な「ピントはずれ」としか思えません。
ロシア・中国・朝鮮半島で世論を「利用」しようとする時には「報道規制・言論弾圧」が必須なんです。
北方領土問題、ロシア側が交渉拒否 日ロ外相会談
ロシア訪問中の岸田文雄外相は21日午後(日本時間同日夜)、ロシアのラブロフ外相と会談した。会談後ラブロフ氏は「北方領土問題については協議しなかった。協議したのは、平和条約締結問題だ」と述べ、日本と北方領土交渉を行うことを拒否する姿勢を鮮明にした。・・・・・・
(外相の)岸田氏は会見で「双方に受け入れ可能な解決策を作成するため、対話を続けていかなければならない。そのような認識はラブロフ大臣と共有できた」と述べ、一定の成果があったと強調した。:朝日新聞デジタル 2015年9月22日 YouTube
ロシア政府は、ただ引き延ばすために交渉しているように思われます。情報規制をして政府の論調だけしか認めていないところなど、中国共産党そっくりですね。
ただし日本としては、どんなことがあっても辛抱強く交渉していくでしょうが、ロシアがそれ見越して利用することは十分考えられます。
露外相、北方領土交渉の再開の可能性を示唆
【モスクワ=仲川高志】岸田外相は21日夕(日本時間21日深夜)、モスクワの外務省で、ロシアのラブロフ外相と会談した。
両外相は北方領土問題を中心に意見をかわした模様だ。
ラブロフ氏は会談の冒頭、「昔からあった問題などの解決に向けて努力したい」と述べ、領土交渉の再開に応じる可能性を示した。事実上中断している外務次官級の協議再開を念頭に置いた発言とみられる。岸田氏は「問題があるからこそ対話を重ねていくことが重要だ。平和条約(締結)問題などの2国間関係について、特に建設的な議論を行っていきたい」と応じた。
日露外相会談は、昨年2月にドイツ・ミュンヘンで行われて以来、約1年7か月ぶり。岸田氏は会談で、8月から相次いだメドベージェフ首相らロシア政府要人の北方領土訪問に抗議するとともに、領土交渉を巡るロシア側の考えを改めて探った模様だ。ウクライナ情勢や北朝鮮のミサイル問題などについても話し合ったとみられる。:読売新聞 2015年9月22日(火)0時49分配信
上記2つは同じ日付ですが
一方では領土交渉についてはロシアが交渉を拒否し、平和交渉について議論したとしますが、他方では領土問題で協議しロシア人の北方領土訪問に抗議したとも伝えています。
情報の錯綜(さくそう)自体が怪しいですね。信用できないソ連・ロシアであることは言うまでもありません。
なぜロシアがそうなったかは言うまでももありません。
- 情報の統制(これは中国にも言えること)
- 言論の抑圧(これは中国にも言えること)
- 不都合人間を暗殺させるヤクザ利用体質
領土問題を議題とすることに賛成しているようですが
これは「決裂」を避けるために強引に日本側がもちだした「秘策」とも受け取れますが、ロシア側にばればれですね。
ロシアと中国とを比較して、どちらがマシかですが
なかなか難しい問題で、簡単には言えませんが、私は「どっこいどっこい」で、両方とも信用できない、と考えています。
信用の度合いですが
普通の民主国家 ≫ 韓国 ≫ (ロシア ≒ 中国)
と私は考えております。
さてさて、皆様はどう思われますか。