カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

北朝鮮の醜聞29

2017年07月24日 12時37分40秒 | アジア

もう論外だ、と見放した人が多いと思われる朝鮮民主主義人民共和国。「民主主義」や「人民」が存在しない国に限って、国名に「民主主義」とか「人民」がつく、という大きな矛盾にも気が付きますね。


 脱北女性、帰国し宣伝ビデオに出演 韓国の日々は「生き地獄」:CNN 2017.07.19 


北朝鮮の女性が国交のない韓国を経由して再び北朝鮮に戻ったというのです。

北朝鮮→韓国→北朝鮮

このニュースに関しては、次のような疑惑があります。

  1. まずこの人が、どういう意図で北朝鮮から韓国へ脱出(脱北)したのか。「本心から北朝鮮を嫌い」脱北したのか、それともスパイの密命を帯びて韓国へ入ったのか。
  2. もしも本心で脱北したのなら、母国を裏切ったことになり残った親族縁者は、「国民への見せしめのために粛正されるのが常識」ですが、「北朝鮮のテレビに出演」して語ったというところから、見せしめどころではなく、「立派な北朝鮮によるスパイだった」とも思われます。
  3. 韓国に入り混乱を引き起こすという密命を帯びて、そこそこに功を奏して北朝鮮へ戻り事前の指示通りテレビ出演し「韓国は地獄だったと述べたというのなら、筋が通っていて納得でき、立派に役目を果たしたため英雄となったのでしょう。
  4. 韓国では、ヨーロッパへ難民が押し寄せるよりかなり前から、脱北者を喜んで受け入れていたようですが、やがてEUでの移民難民と同様に、脱北者たちが擬似民主国家である韓国の社会になじめず、厄介者とみなされるようになり犯罪者もふえてきたため、今では韓国の伝統に従って「脱北者を見下げ軽蔑するようになってきたようです。
  5. そういう意味では「韓国は地獄だった」というのはあながちウソ偽りでもなさそうです。そういう韓国の実体を利用した北朝鮮の作戦だったのかも知れません。

こういった思いつきで反応し、でっちあげのフェイク・ニュースが多いのがアジアの特徴で、別にトランプに始まったことではないのです。

いかにも北朝鮮がやりそうな偽装ですね。

  • 韓国に「北朝鮮回帰願望者」が実存するゆえに、北朝鮮はこういった小細工をしたがるのでしょう。時あたかも親北大統領文在寅(ムン・ジェイン)ですから、裏でどんな駆け引きがあるのか分りません。
  • もちろん偽装に関しては韓国も同族ですから、抜け目がありません。つまり偽装と偽装の戦いであり、こういった対立を他人の誰も信用していません。

このように南北に分断された朝鮮半島では

脱北者がいるかと思えば、韓国に幻滅して一部は再び北朝鮮に戻るけれども、再び脱北する人もいるようで、こうなるとスパイなのか、二重スパイなのか三重スパイなのか、分らなくなってきます。

こうして100年が過ぎてもきっと分断されたままなのが朝鮮半島。そして

  • 分断の責任は、北朝鮮は韓国にあるといい、韓国は北朝鮮にあるとして、ゆずることはありません。
  • そして南北がめでたく一致するのが分断をそのままにして「分断の責任は日本にある」でした。

このように

自分には責任がなく、他者のせいで悪くなった

と思い込み、「改善を放棄する」のが韓族らしいですね。

中国の儒教に汚染された悲しい姿であり「自分に有利なことがら」だけに専念し、「積極的に物事を打開しようとはしない」ことこそが大切なんです。

さてさて、皆様はどう思われますか。