カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞971 選挙制度

2020年01月06日 08時38分18秒 | アジア

韓国の選挙制度改革。 


韓国国会で公選法改正案可決 「準連動型比例代表制」初導入=最大野党は猛反発:韓国聯合ニュース 2019.12.27  


あまり目立った動きではなかったようですが 

つい10日ほど前の2019/12/27に、野党「自由韓国党」以外の賛成で選挙制度変更が成立しました。

自由韓国党ハンナラ党→セヌリ党→2017/03/10の朴槿恵弾劾直前に現在の名称へ変更」追い出しの法律だったようです。

あの「自由韓国党」が強烈に反対したのですから、「共に民主党」は、政敵を倒すためにはどんなことでも画策するのでしょう。ついでに選挙年齢も「19歳→18歳」にしました。

採決時に、自由韓国党は国会議長の文喜相の周りを取り囲みましたが、時すでに遅しか。

韓国では、この法律に従って2020/04/15 総選挙が実施されます。

記事によれば準連動型比例代表制とは

小選挙区の獲得議席数が政党得票率に及ばない場合、比例代表の議席を通じて政党得票率に見合った総議席数を保証するらしく、少数政党に有利との見方があり、「自由韓国党」には不利なので、3カ月後には大きく勢力図が変わる可能性があるとのこと。

2016/04当時の野党だった今の与党「共に民主党」が躍進し、同党を脱出した「国民の党(2016-2018)」安哲秀らも躍進し、この1年後には朴槿恵が弾劾(2017/03/10)され失職し、逮捕(2017/03/31)されました。

この選挙制度改革が、勢力図を大きく変えるかも知れません。

相次ぐ内外の失政で窮地に陥った文在寅政権でしたが、この選挙制度のおかげで、あと2年の間、命が繋がりそうです。

韓国を「三言」でまとめると

    1. 分断され南北に分断され、さらに南側も分断されている
    2. 憲法法律の上に国民感情がある
    3. 得意の争点移動失政は隠され、どうでもいい話題へ

韓国は、こういった典型的な「擬似民主国家」なのでした。

韓国では今

  • 左翼与党共に民主党:外交上の大失敗、内政の致命的見当はずれ、にもかかわらず左翼「ど素人」政治家の腐敗が目立つが、大統領権限強化の負の側面なのか
  • 右翼野党「自由韓国党」:汚職の印象が強い今の野党が政権を狙い、「共に民主党」への報復を夢見ていますが、そこには韓国民の発想が見られない

総選挙(3カ月先)を前に、韓国選挙民が「左翼腐敗と「右翼汚職という究極の選択を迫られています。

左翼政権は、内外の失政が相次ぐ中、「選挙制度」のおかげで内政で「かろうじて形を保っている」という印象です。

さようなら、韓国 (大笑)。 


比例衛星政党をもたらす「つぎはぎ選挙法」、強行すれば憲政史の汚点になる:韓国東亜日報 December. 26, 2019  


国会議長の文喜相ですが、Wikipediaによれば

いま国会議長ですので、「共に民主党」から離脱しており、議長職が終わればもとの「共に民主党」に戻るようです。

2019/02/07に米ブルームバーグ社に対して

一言でいいのだ。日本を代表する首相かあるいは、私としては間もなく退位される天皇が望ましいと思う。その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。そのような方が一度おばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば、すっかり解消されるだろう

と述べました。日本側の強烈な反発に、韓国報道官が「戦争犯罪の主犯の息子」という表現は用いていないと朝日新聞 で報道されたとしたのですが、2019/02/11、ブルームバーグは文喜相のインタビュー音声データを公開し

Isn’t he the son of the main culprit of war crimes?

(現上皇は、戦争犯罪人の息子ではないか?)

と明確に否定しました。

しかしまだ文喜相は同様の発言を繰り返し、首相の安倍晋三も「文議長はその後も同趣旨の発言を繰り返しており、極めて遺憾。引き続き謝罪と撤回を求める」としました。

訪米中の文在寅も「到底理解できない」「謝罪する事案ではない」とし、半年後の徹底的な亀裂へのきっかけとなりました。

非公式で訪韓した日韓議員連盟会長の額賀福志郎と面談した韓国首相李洛淵は、文喜相の暴言に対する見解は示さず、日韓関係を良くしようとの趣旨だったと額賀氏に説明したらしい。

そう

自分の言ったこと」さえ、そして「証拠を突き付けられ」てもなおかつ平気で否定する韓国人。

無法国家である韓国。 

文喜相文在寅の発言を聞いて、私はますます韓国人を信用できなくなりました。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


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