夕飯はバイキング。最初は浜松駅ビルの8階にあったバイキングを目指していったのだが、行ってみると、あにはからんや「営業を中止しています」の張り紙があって、店を目の前にして、惜しくも夢半ばにして挫折&断念。
この8階のレストランは、つぶれてしまったのだろうか、土曜日の真昼間にランチの営業をしていないってことはあるのだろうか、なーんてことを口角泡を飛ばし討論しつつ、「ああ、またひとつ、喰い放題の灯が消えた」ってことで傷心モード。大友夕子の「傷心」がどこからか聞こえてきた。(←空腹に伴う幻聴)。人間、腹が減ると不機嫌になる。お店がなくなったことで、世間を嘆き、わが身を呪い、天に唾し、(そこまで言うか?)、彷徨えるオランダ人よろしく、浜松駅前を徘徊する羽目にハマるも、数奇な運命の後(いや、単に映画を見た後なんだけど)、フィガロと名乗る、バイキングをやっているお店を発見。をを。。これは吟遊詩人が唄うサーガになるかも~。
フィガロ。
お店がとても静かで落ち着いて食事ができてちょべりぐ(死語)。ジャガイモの冷たいスープが濃厚で美味かった。これは1カップ。ひとくち大のステーキ。これ美味い。6枚ほどを2皿。なんとかっていう海草も食感と味が新鮮だったんで2鉢。を。たまねぎの1/8カットをまんま焼野菜したヤツ、これも美味って感じで2つ。実はたまねぎは大嫌いなんだけど、「喰えた。喰えた。たまねぎが喰えた。」って(←「クララが立った」調(byハイジ)で読んでね。)。んでもって、生野菜ばかりバリバリ食っていたような。5皿くらいか。河童になっちまうかと思うほど、脇を絞めてきゅうりを食ったし。デザートは、桃のケーキとナッツのケーキとブルーベリーのアイスクリーム。んでもって、コーヒーと紅茶も美味しくいただいて、はい、ご馳走様でした。
けど。
そう、けど、である。
俺の中では、いまのところ、喰ったことのあるバイキングの中でのTOPは、掛川YAMAHAつま恋の中ののバイキングだと思うのだがどうだろう。ほら、SMCの中にあるヤツ。プールのすぐ横のヤツ。
何はともあれ、バイキングで一番肝心なのは、座席の位置。ほら、食い物に近い場所じゃないと、食い物を取りに行くのも難儀でしょ。食い物を取りに行く途中で遭難するおそれもなくなるし。お盆やグラスをひっくり返す心配も少なくなるし。