Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。

2021-06-15(火)…思いついたまま

2021年06月15日 | 2021


独り暮らし。

独り暮らしが始まって、まだ数ヶ月しか経ってないけれどいろいろと感じることがある。
俺の年齢だと、伴侶に先立たれて独り暮らしを迎えたという方もいるんだろう。

当たり前だが、全部自分でやらなければならないことに改めて気がつかされた。
放置しておいたって誰もやってくれない。
履き物をひっくりかえしていればひっくり返したまんまだし
洗い物を放置しておけば、いつまでもそのまんま、なんだ。

んでもって、親の介護。
親ひとり子ひとりの俺んちの場合
親の足腰が不自由になってきて
起床時や立ち上がりや歩行に介助が必要になって
ついで、あっというまに進んでいった認知症のおかげで
ひとりで介護は不可能になって
なんだかんだいろんなことがあって結局、今、精神科病棟に入院治療しているわけなんだけど
いっつも思うんだよね

もっと、俺、頑張れたんじゃないか?
もっと、自宅で介護できたんじゃないかって。
数ヶ月で、山崩れのように崩落していったお袋の心、
目の当たりにして状況が信じられなかったし。
お袋に対することへの決断を、その場その場でしなければならなかったことは、きつかった。

独り暮らし。
家の中は、そりゃ静かなもんで、テレビをつけなければ何も聞こえない。
狭い家も、独りだとやけに広く感じる。
掃除が行き届かない。
階段や廊下はうっすら埃が溜まっているのがわかっているのに、放置しているし
洗濯物を取り込んで、シャツやズボンにアイロンをかけるとき、なぜかやたら寂寥感を感じるし。
毎食、自分の分だけを作り、もそもそ食べてるのは、なんだかやるせない。
軽い鬱なのかもしんないなあ…。

世の中には、同じような独り暮らしの人たちがわんさかいるのはわかってる。
みんな、強いんだなあ。。