朝は少し曇っていたが、徐々に回復。
午前中から良い天気になった。
昨夜は久々に体内にアルコールが入り、朝は少し不調だったが、天気に比例してこちらも回復。
午前中はそのまま、普通に過ごし、昼は好天に誘われ、赤のれんへ。
店頭にのぼりが掲げてあったが、看板の上の回転灯は止まったまま。
やってないのかな、店内を見たら電気が付いていたので、入店した。
15、6人が座ることのできるカウンターだけの狭い店。
やや遅めの時間帯ではあったが、客はゼロ。
店主のヲヤヂは、そのカウンターンに腰掛け、頬杖をついてテレビを見ていた。
こちらが入店すると、ハッとして起き上がり、「いらっしゃいませ」ときた。
「やる気があんのかなぁ」と思ったのは言うまでもない。
壁にメニューが貼り付けてあり、ラーメンが4種類。
そのうちの1種類は「大盛り」で共通しているので、実質は3種類。
その中から、注文したのが
しょうゆラーメン大盛り
そう、メニューはしょうゆ、塩、味噌の3種類が基本で、あとは大盛りが共通しているのだ。
カウンターに座り、ヲヤヂが作るのをじっと見た。
丼を用意し、そこにかえしを入れ、大鍋からスープをひしゃくにすくい、丼へ。
それと並行して、別の大鍋で麺を茹でていた。
何度かそば揚げで麺をすくい上げては、ゆで具合を確認していた。
まじめそうに作っているなぁと思ったのはそこまで。
スープを張った丼に、茹で上げた麺を投入したのはいいいが、まず湯切りが超甘い。
甘いなどというレベルではない。
湯切りをしないというのが正しいだろうか。
そば揚げで麺を揚げたら、ほぼそのまま丼に入れた。
さらに、少しだけだが鍋に残っていた麺も追加。、
しかも、麺を入れてからそれを一切混ぜない。
大盛りなので、麺の量は2玉。
かなりの量だが、それを一切湯切りせずに丼に入れ、しかもそれを混ぜない。
この所作を見た段階で、この店に来たことを後悔した。
麺を入れた丼に茹でたモヤシとネギを盛りつけ、さらにチャーシューを4枚トッピングして完成。
それをヲヤヂが大切そうに、両手で持ってカウンター越しに「熱いので、下のほうを持って」と出してきた。
受け取ったが、全然熱くない
カウンターに置いたのがこれ↓
丼からはみ出しそうなほどの量。
早速食べたが、大した味ではない。
麺は細めのストレート。
茹で加減はやや硬めかな。
スープは、見るからに醤油だが、味にインパクトがない。
旨味、コクも感じられない。
チャーシューはとろけてまずまずだった。
完食したが、後を引くような味わいがない。
店内の壁には、ローカルタウン誌のラーメン特集に取り上げられた紙面がコピーしてこれ見よがしに飾ってあるが、取り上げているほどのラーメンではないな。
しかも、食べている間も客が来ないので、暇なのかヲヤヂはテレビを見て一人で大笑いしている。
やる気がまったく感じられない。
だから客も来ないのか。
あ、その後、一人来たか。
そして値段だが、これで800円(ちなみに、普通盛りは700円)。
こんな程度のラーメンで、800円とは高いにもほどがある。
ラーメンに対する評価は人それぞれだが、わたしゃもう行きません。
本日の天気は
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