朝から良い天気。暑さを感じるほどだ。
そろそろ大汗の季節到来だな。
今日も午前中は、比較的安寧。
昼になり、周辺を観察。
いつもの同行者と目が合い、お互いうなずき合って出動した(爆
「さて、いずこへ?」
となり、向かった先はうどんの食べられる場所。
天気も良いし、外のテーブルで食べる気満々で店に入ったらな、ナんと定休日。
なんだか、以前も同様の展開があった。
全く学習していないわが頭脳に少なからず、ショックを受けた。
で、結局向かったのは柚子庵だ。
それにしても、最近多い。
ま、内容が良いから行かない理由はないのだが。
店頭の看板で今日の内容を確認。
そう、ここは
日替わり定食
の一本勝負なのだから。
そして、入店。
誰もいなかったので、「すいませ~ん」と厨房の方に向かって声をかけると、ネーさんが出てきて、こちらの顔を見るなり「あっ、いつもありがとうございます」だって。
もはや、常連扱いなのか(大笑
一階は見るからに人がたくさんいて、騒々しい。
ネーさんに続いて店主らしき板さんのいでたちのニーさんが現れ、これまた「いつもどうも」と愛想が良い。
愛想は無いより、あった方が良いので、この接客は気分が良い。
「一階はだめなのかな」と言うと、「そうですね。二階を見てきます」とニーさん。
階段をトントントンと軽快に上がり、すぐに降りてきて「少し狭いんですが、大丈夫です」ときっぱり。
ネーさんにも促され、二階に上がり、靴を脱いで通されたのが左手奥の和室。
四畳半程度の広さしかない個室で、四人がちょうど座れるテーブルがある。
密会するには最適の部屋だ。
座敷に座り、くつろいでいると、件のネーさんが再度現れ、「テーブル席が空きました。すぐに片付けますので、そちらにどうぞ」とのこと。
前回来たときに座った、窓際の何とも風情を感じるテーブル席。
ここは料理と景色が楽しめる、とても良い席なのだ。
そちらに移動し、改めて着席すると、今度は別の昔のネーさんが登場。
お茶とおしぼりを置いて、なぜかそのまま引っ込んだ。
「なんのこっちゃ」と思っていたら、再度登場して、「すいません。忘れていました。食後はコーヒーかオレンジジュースが付くのですが、どちらにされますか?」とのこと。
お茶とおしぼりを置いて行った時に聞き忘れたみたい。
年甲斐もなく、照れくさそうに笑う姿がほほえましかった。
そして、今日のアフターはひねりを加えた。
メニューが一つしかないだけに、料理が出てくるのが早い。
3、4分待ったら出てきた。
今日の内容は
焼き赤魚 茄子の煮びたし
ローストビーフの胡麻だれ和え
飛魚の刺身
これに
ご飯 漬物 みそ汁
というラインナップ。
焼き赤魚は焦げ目が付かないように焼いてある。
その上に大根おろしが乗っていて、添えてあるレモンの果汁をかけて食べた。
あっさりしていて美味しい。
茄子の煮びたしは甘酸っぱい味付けて、さっぱりしている。
ローストビーフの胡麻だれ和えは1センチ角に切ったローストビーフがスライスオニオンなどの野菜とゴマドレッシングで和えてある。
魚中心のメニューだが、その中に肉が入ることで、料理にアクセントがつく。
考えているなぁ、と感心した。
刺身はアゴだ。旬の味だ。
弾力のある身はプリッとしていて美味しい。
ワサビではなく、おろしショウガが添えてあるのがうれしい。
細やかな心配りに、板さんの心意気を感じる。
それにしても、840円の日替わり定食にアゴの刺身なんかを付けて大丈夫なのかと思わず、案じてしまった。
味噌汁は魚のアラ汁。
魚種は不明だが、魚の脂で旨味がアップ。
もちろん、ご飯はお代わりした。
食べ終えたころに、ネーさん登場。
最初に注文した
オレンジジュース
を持ってきた。
そう、今日はコーヒーではなく、ジュースにしたのだ。
過去の経験から、コーヒーは単に熱いだけで、美味しくないから。
こんなところだけは、なぜか学習しているのだ。
毎回思うが、この内容で840円は価値がある。
しばらくは、行き先に困ったらここになりそうだ。
本日の天気は
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