?言い忘れていた事が一つ。尻尾の向きや形状がこのようになったのは、スタンドに差し込んだ時に重心がゴジラ全体の中央に来るようにしたためです。そうしないと傾いてしまう可能性があるのです。
■細かな部分のこだわりPART.2
昨日の続きです。
背びれの先端の色は前回同様ライトグレーで塗装しています。意図は「スタンダードカラーのこだわり」に書いた理由と同様です。今回の彩色のテーマを考えると、全体のブラウンにちょうど合わせたような感じで良い具合に「昭和特撮の古さ」を現せたと思っています。
尻尾の裏にも今回も地面の汚れがついたかのように、塗装しています。「スタンダードカラー」の時にも同様に塗っていたのですが、今回の「ブラウンバージョン」のボディに塗った色に近い色でした。今回も同じ色だと尻尾の側面と同じ色で塗る事になってしまうので、汚れた感じが出ません。ですから微妙ではありますが、そこだけ黄色味を加えて黄土色に近い色をツヤ消しを含ませて薄く塗っています。
「シェーポーズ」をしていても見えにくいのは変わりませんが、気になった時で良いので、見比べていただければと思います。
口の中の舌部分ですが、若干前回よりは赤味を減らしたピンクです。全体的に地味な配色のゴジラですので、前回のような明るいピンクだと舌がやたら目立ってしまうからです。
付属のX星ベースですが、成型色はもちろんゴジラと同じブラウンですが、ゴジラより色が目立たないように、それよりさらに濃いめの黒に近いダークブラウンをツヤ消しを多めにして、全体的に薄くムラのあるように塗装しています。
実は今回はあえてX星の地表と言う事ではなく、地球の地面を意識しました。理由は明日書きます。ベースの小山部分に木々をイメージした緑を付けたかったぐらいです。
ジオラマ作りの経験のある方は、ぜひ細かな木々を付けてみて下さい。イメージを損なう事はないはずです。
(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。