Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

そフビ制作裏話 その273

2012年03月08日 | 制作裏話


Part.3 発売後


 
 今日は「ビオゴジ サイキックバージョン2」の発売後の反応について。

■楽しい制作作業でした
 この時から「ビオゴジ」には。直径3cmのミニ岩石ベースが付属しました。詳細については「こだわり」で書いた通りです。「バージョン(1)」では間に合わなかったので、ようやく前に川北監督に言われた「もう少し前傾姿勢にした方が良い」ができるようになりました。商品ができてから監督には「いいじゃん」(笑)のひとことをいただきました。

 お求めいただいたお客様にも好評をいただき安心しました。同じ成型色の「バージョン(1)」とは黒目以外全ての塗装色は違うものになっていますが、同じ赤のクリアという事で「同じじゃないか」と言われるのではないかとヒヤヒヤしました(しかもどちらもセット商品でしたし…)。が、両方お求めいただいた方々からは違いをご理解いただき、喜んでいただいたのでほっとしました。
 中には「バージョン2」の方が劇中イメージに近く感じるとおっしゃっていた方も何人かいらっしゃいました。受け取り方は人それぞれのようです。
 またミニ岩石ベースにも納得された方が多かったのも印象的です。わずかの差ではありますが、このわずかの差の意味は大きく、前傾姿勢になる事で、より「ビオゴジ」らしさが出ます。私ももちろんそう思いましたが、皆さんも「さすが川北監督」と口々におっしゃっていました。

 Gメモリーズセレクションのコンセプトは、マルブル系のレトロタイプではないので、「デスゴジ」以外ではなかなか「赤いゴジラ」を作る事はできません。そういう意味では、(スケジュールを除けば)「バージョン(1)」「2」ともに作っていて楽しいゴジラでした。