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こだわり.4 細部の色
今日は「74ゴジラ ダークブルー」の細部の色について。
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■一つ一つの色にこだわりました
昨日までお伝えしてきたように、ボディ全体の色は、塗装部分も含めてモンスターブルーを基本としています。
その他の部分につきましては、前回の「ブラックバージョン」とはイメージを変えて、あえて劇中スーツの色に近づけました。もちろんリアルになりすぎないように色そのものもボディの配色に合うようにバランスを考えてアレンジしております。
背びれの部分ですが、劇中スーツは基本シルバーで塗装されていたと記録されています。が、映像で見る限りは撮影時のライティングや背景の明るさも加わってやや白っぽく見える場合が多々あります。夜のシーンも例外ではありません。そこで映像の色に近い方にすべく、メタリック部分をやや抑えて白みを加えたライトシルバーにしました。
キバ、白目の部分は白に近いアイボリーです。
ツメは劇中ではおそらく象牙色、もしくはクリーム色に近いアイボリー系と思われますが、ほとんど汚れた状態でしか映像では確認できません。前作のメガロゴジラからの流用と言う事もあって汚れが顕著に見られ、ほとんど薄茶色に見える場合が多々あります。きれいなスーツの状態というよりは、やはり映像で見られる色に近い方が、よりらしいと考え、ライトブラウンで仕上げています。
尻尾裏の汚れ部分もツヤ消しでブラウン処理していますが、劇中の汚れた感じより少し赤みを加えました。ボディの青みのある感じに合わせるためです。
これらの各色のバランスによって、どこかで見たような懐かしさを持ちつつも劇中スーツの雰囲気も表現できたと思います。他ではなかった配色のディフォルメ74ゴジラと自負しておりますので、ぜひ実物でご確認いただければ幸いです。