Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

宇宙戦艦ヤマト その2

2010年11月12日 | 代表羽沢のG雑感


 昨日の続きです。

 以前、仕事の合間等でついゴジラの落書きを書いてしまうという話をしました。
 ヤマトに夢中だった頃やヤマト絡みの仕事をしていた頃の落書きは、ヤマトのキャラクターやメカを書く事が多くありました。
 同じキャラでもアニメに似ているように書いてみたり、ディフォルメしたり、私風にしてみたり、松本先生風にしてみたり、シリアスだったり、ギャグ調だったり……その時の気分でコロコロ変わります。一番多かったのはやっぱり古代進。
 私が二枚目を書く時の基本ベースは長年ずっと彼です。絵的に一番影響を受けたキャラでしょうし、私の人生で一番多く書いたであろう人物です。
 パート1から「完結編」まで年齢が近かった事もあって、彼とともに大人になったと感じた時もありました。

 上の絵は、ずいぶん前に同人誌関係のために描いたものです。
 画像ソフトで絵を描くようになって間もない頃でしたから、今見ると直したい所がたくさんです。

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宇宙戦艦ヤマト

2010年11月11日 | 代表羽沢のG雑感
宇宙戦艦ヤマトと私

 今日はゴジラとは関係のない話です。

 昨年劇場作品として久しぶりに復活したり、もうすぐ実写版が公開されるとあって注目される事が多くなってきた「ヤマト」。
 先日、生みの親の一人でもある西崎義展氏がなくなりました。驚きました。

 私は第一作本放送で「ヤマト」でファンになり、ブームの頃はど真ん中にいた世代です。ゴジラで言うとちょうど『メカゴジラの逆襲』と『(84)ゴジラ』の間。気がついたらいつの間にか頭の中はゴジラからヤマトへシフトされていました。もしこの間、ゴジラが作り続けられていたら、こんなにヤマトにはまっていなかったかもしれません。
 高校生の時、同人サークルを作り、それ以降たくさんの同人誌を作りました。サークルで知り合ったたくさんの友人、知人、関係者の方々とは今でも交流があります。ヤマトをきっかけに、多くのアニメにも興味を示し、同人誌活動以外にもイベントを主催したり、上映会をしたりと、無我夢中の10代後半から20代前半でした。
 幅広く活動していたおかげで「ヤマト」制作会社(オフィスアカデミー~ウエストケープコーポレーション。それぞれ当時)運営のオフィシャルフャンクラブ本部(最盛期には何万人もの会員がいたそうです。以下FC本部)の方々と仲良くさせていただき、たくさんお世話になりました。イベントの際は、各作品の上映フィルムの貸し出しはもちろん(当時門外不出のパイロットフィルムや予告フィルムを上映できた同人サークルはウチだけでした)、たくさんの景品を提供して下さったり、西崎氏からその日だけのための録音メッセージをいただいたり、「完結編」の前には来場していただき情報を話していただいたり、シークレットだったものを含めて、数え上げればキリがありません。

 25歳の時に前職を辞めて先の事を考えていた時に、後に勤める某デザイン事務所を紹介していただいたのが、FC本部の方。その事務所は外注でFC本部から定期的に発行されている機関誌のデザイン・レイアウトを担当していました。FC本部とも親しいしヤマトにも詳しいという事で、入社してすぐ私が担当するようになります。それからFC本部が終了するまでの4年間のほとんどの機関誌のデザインは私が担当していました。
 担当してすぐ、いつのまにか企画、編集、イラストまでするようになり、気がついたら陰の編集長と言われました。まさか仕事でウエストケープコーポレーション(当時)に頻繁に出入りするようになるとは思いませんでした。「完結編」後でしたから、一番悩ませたのは企画です。オフィシャルな情報がない時期ばかりでしたから、ファンの皆さんの投稿頼りだったのが一番の思い出です。
 西崎氏とお仕事させていただく時は、機関誌用にコメントをいただく時だけでしたが、場所はいつも社員の方も滅多に入らない社長室。貴重なものもたくさんあって、ついそちらの方に目が行ってしまったのを今でも覚えています。
 作品として「ヤマト」各シリーズには思いが多々ありますが、仕事として機関誌の最終号の制作は感慨深いものがありました。貴重な経験をさせていただいたと今でも思っております。
 機関誌の最終号が発行されて少しして、最終号用に描いた私のイラストパネル(セピア調にメインキャラクターの集合)を「これはオレがもらっていく」と西崎氏が持って帰ったというのを後から聞いて、「いろいろあったけど、仕事としてヤマトに関われてよかった」と実感したものです。

 FC本部が終了して15年以上たちますが、その間仕事としてはヤマトからは離れています(マーミットさんの商品のお手伝いを少しだけしたぐらいです)。
 仲間と作った同人サークルも解散はしていないけど、ずっと長年休止状態。
 イラスト、デザイン等ヤマト絡みの事を公私共にしばらく何もしていなかったので、今はヤマトと聞くと懐かしい気持ちが先にきます。
 暇ができたらまた古代進やヤマトを描いてみたいものです。


 西崎氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
 ありがとうございました。

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配布チラシ

2010年11月09日 | その他


 現在配布中のチラシです。
 通販購入者の方に同封させていただいております。
 発売中商品の確認にご利用ください。

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大戦争ゴジラポスタープレゼント

2010年11月08日 | 特典・プレゼント


大戦争ゴジラ グリーンバージョン
期間限定ミニポスタープレゼント!!




 期間限定で、12月1日発売予定の「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」をお求めの方にミニポスターをもれなくプレゼントいたします。ぜひこちらの特典もご利用ください。

 11月25日より電話予約の受付を開始し、12月1日より発売・発送を開始する予定の「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」を2010年中にご予約、お求めいただいた方のみに上記の特製ミニポスターをプレゼントいたします。
 ご覧いただいたように、デザインはあえてシンプルにシェーポーズをしているイメージ画像をアレンジしたものにしております。

 サイズはA3で、印刷ではなくカラープリント出力によるものです。
 ポスターのみの販売はございません。商品1点につき、ポスターは1枚プレゼントさせていただきます。
 この特典は2010年のうちに「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」をお求め(ご入金)いただいた方のみが対象となります。ですからポスターをご希望される方は年内のご購入をご検討ください。2011年以降は対象外とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

 なお、この特典プレゼントは、このGメモリーズブログでしか告知しておりませんので、日頃ご覧いただいている皆様への感謝の気持ちの一つでもあります。
 年内最後の羽沢組新商品でもありますので、ぜひたくさんの皆様のお求めをお待ちしております。

(2010.12.30更新)
「大戦争ゴジラ」ポスタープレゼントは終了致しました。ありがとうございました。

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大戦争ゴジライメージ

2010年11月06日 | Gフォトギャラリー


 昨日お知らせした12月1日発売の「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」のイメージ画像です。
 商品にもれなくつく予定のGMSカードはこれを元にデザインする予定です。
 お楽しみに!!

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大戦争ゴジラ グリーンバージョン

2010年11月05日 | 新作商品情報


大戦争ゴジラ 
グリーンバージョン


11月25日電話予約受付開始!!
12月1日通販先行発売!!


 今年最後の羽沢組新商品は、久しぶりの「大戦争ゴジラ」の新規カラー「グリーンバージョン」です。左右どちらの手足を上にもできる「シェーボーズ」をぜひご自宅で自由に決めて遊んでみて下さい。もうすぐGメモリーズセレクションも5周年。それをあえて意識した配色にしておりますので、その辺もぜひご覧下さい。


G メモリーズセレクション
「大戦争ゴジラ グリーンバージョン」

●ソフトビニール製(スタンドのみプラスチック製) 彩色済みの完成品
 ゴジラ、スタンド、X星ベースのセット商品
●全高約19センチメートル(ゴジラのみ) ベース、スタンド付属時全高約23センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 5880円(税込)
●先行予約受付 11月25日より(昼12時より電話受付開始)
●発売日 2010年12月1日発売・発送開始
●登場作品 東宝映画『怪獣大戦争』1965年作品
 TM&(C)1965,2010 TOHO CO.,LTD.


 今回お知らせするのは、『怪獣大戦争』に登場したゴジラ「大戦争ゴジラ」の第4弾のカラーバリエーション「グリーンバージョン」です。久しぶりの新規カラーとなります。
 もちろん今回も劇中のワンシーンとしても有名なゴジラの「シェー」ポーズをしっかりGメモリーズセレクションのテーマである「カッコかわいく」できるようにしてあります。
 劇中のゴジラの「シェー」ポーズのように、特製スタンドとX星ベースを使用しての「空中でのポーズ」と、手足を動かすことにより「手足の左右をどちらも上下に変えられる事」を実現できます。好きな方のシェーポーズをいつでも自由にさせられるので、飾る以外にも実際に触って遊ぶと言う意味でも楽しんでもらえる商品になっております。
 商品はゴジラと、空中姿勢を実現するための特製スタンドと、X星の怪しげな地表をイメージしたベースの3点セットとなります。

 配色のテーマは、2年前に発売した「ブルーバージョン」同様に、「子供の頃にどこかで見たゴジラフィギュア」。昭和40~50年代の町の小さな模型店や駄菓子屋の片隅に飾られていそうなイメージです。「シェーポーズ」と明るいグリーンの全体でありながら、どこかに懐かしさを感じさせるように、塗装全体ももシンプルにして、「昭和のゴジラ」っぽさを表現しました。

 今回の成型色はビリジアングリーン。全体的にライトグリーンをスプレーして明るく仕上げています。
 つめ、キバ、背びれの先端はアイボリーで塗装しています。
 X星ベースも成型色は同じグリーンですが、ライトグリーンやイエローを加えて塗装し、怪しげな地面を表現しています。
 実はこの配色は全てGメモリーズセレクション商品第一号の「キンゴジ グリーンバージョン」と成型色も塗装色も全く同じもの。もうすぐGメモリーズセレクションが5周年を迎えるにあたって、その記念と原点に帰る意味での配色でもあります。
 近日、詳細やこだわった所を書きますので、購入の際のご検討にお役立てください。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラの持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。
 この商品は、11月25日より電話予約を受け付け、12月1日より通販先行で発売・発送予定です。
 年内購入の方には、限定の特典を用意しております。

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5周年に向けて

2010年11月04日 | 代表羽沢のG雑感
企画をいくつか検討中です!!

 来年2月、Gメモリーズセレクションのシリーズを開始して5年になります。大げさなものではありませんが、少しばかり5周年を記念して来年はいくつかの今までにないパターンの企画を検討しています。

 ふと気がつくともうすぐ5周年。日頃お求めいただいている皆様のお陰で続けてこられました。ありがとうございます。

 来年前半を中心としていくつかそれを記念した企画を検討しております。とはいっても特別大げさな事はありませんし、違うジャンル・形態のものを制作販売するのではなく、いずれにしてもGメモリーズセレクションのための充実やプラスアルファのような楽しみ方をしていただけるような企画にしたいと考えております。
 いろいろな事に手を出すよりは、まだまだGメモリーズセレクションを充実させ、よりいっそう楽しんでいただけるよう、正面からも側面からも力を入れて企画・実現していきたいと考えております。

 新春恒例の福袋も5周年を記念して検討中で、なるべくまた皆さんに喜んでいただけるような内容にしたいと考えてはおりますが、現在他業務でいつも以上に時間を取られている現状のため、福袋にできるかどうか現在は未定です。特に年末も近づいてきましたので、スケジュール調整がどの程度までできるかが勝負でもあります。もしかしたら2011年は福袋形式ではなく、同封予定している商品の単品販売に切り替えるかもしれません。
 2月には新規造形商品を予定していますので、その準備とも平行して作業なので、年末から来年前半にかけてはかなりバタバタしそうな羽沢組です。
 いずれにしても確定次第すぐにここでお知らせいたします。

 まずはその前に、年内最終商品の発売がどうにかお知らせできそうです。5周年記念へのプロローグ的なカラーリングのゴジラです。現在発表のための準備中です。
 と、言う事で詳細は明日ここでお知らせいたしますので、ちょっとだけお待ちください。

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ゴジラ記念日

2010年11月03日 | Gフォトギャラリー


今日はゴジラの誕生日!!

 今から56年前の11月3日、第一作『ゴジラ』が公開され、日本中を驚かせました。11月3日はゴジラファンならずとも多くの特撮ファン、映画ファンにとっては記念すべき日と言えるでしょう。

 56年前に初めて一般の前に姿を見せたゴジラ。半世紀を過ぎ、たくさんの作品、怪獣たちが生まれ、それに伴って多くのファンが時間を共有してきました。
 作品制作に関わられたすべての関係者の皆さんのおかげで、今でもファンが楽しんでいられるのでしょうし、ファンの後押しでゴジラもまた存在しているのだと思います。弊社もまた恩恵に授かり、こうしてゴジラ商品を作って皆様にお求めいただける訳です。
 クサイと言われようが、年に一度でも良いのでゴジラや作品、関係する方々、ファンへ感謝を思う日があって良いと思う訳です。

 おめでとう!! そしてありがとう!!

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ソフビ制作裏話 その209

2010年11月02日 | 制作裏話


Part.5 お求めいただいて


▲「モスゴジ 電撃B作戦バージョン」

■エピソードをいくつか
 初めて2種類発売した福袋。「モスゴジ 電撃A作戦バージョン」を在中した「Aセット」、「モスゴジ 電撃B作戦バージョン」を在中した「Bセット」。
 2種類発売という事で、例年に比べてすぐに完売するという事はなく、皆様には慌てる事なくお求めいただけました。「Aセット」だけは早めに完売しましたので、その後は何人かの方に「ごめんなさい」を言う事になりましたが、前年までに比べればその数も少なく、ほぼお求めになりたい方がそれぞれのペースでお求めいただけたと思います。
 そういう意味ではちょうど良かったのかなと今では思っております。
 この時のお客様の傾向としては、両方お求めいただいた方は半数。どちらかだけという方が半数と言った所でしょうか。どちらかだけという方のおそらくは、それぞれ先に公表していた2つの「モスゴジ」で判断されてお好きな方をチョイスされた方が多かったのではないかと推測しております。中には未塗装も全種類欲しいとおっしゃってくださり、それだけの数をお求めいただいたキングオブゴジラコレクターのような方もいらっしゃって感謝、感謝です。

 この2つの「モスゴジ」へいただいた感想として印象に残っているものがあります。
 告知での画像や、ここでの「こだわり」をご覧いただいても、はじめはゴジラの電撃攻撃のダメージのシチュエーションの表現にピンとこなかったとおっしゃっていた方が何人かいらっしゃいました。しかしその方々が皆、お求めいただいた後になって、実物を手にしてそれぞれのお部屋の明るさの違いやライティング加減で、確かに「こだわり」で書いた通りに、ばっちりシチュエーションをイメージさせる表現になっている事に感動したというお言葉をいただきました。
 後々になって良さに気がついて下さるのも嬉しいものです。
 そしてどちらの「モスゴジ」も多くの皆様に喜んでいただけて安心しました。ありがとうございました。

 制作段階で印象に残っているエピソードも一つ。
 発売が新春という事で、制作の主は師走の忙しい時期。正月は当然どこも休みなので、内蔵のモールを年末のうちに仕入れておかなくてはなりません。
 このときはすっかり忙しさで忘れてしまい、気がついた時は仕入れ先の年末最終日の夕方、あわてて購入。しかもあったのは必要量ギリギリ。冷や汗ものでした。購入日が遅れてたり、必要量が仕入れできなかったらシャレになりませんでした。

 いろいろあった2つの「モスゴジ」ですが、これもまた思い出に残るゴジラソフビになりました。

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ソフビ制作裏話 その208

2010年11月01日 | 制作裏話


Part.4 区別化のもう一つの理由


▲「モスゴジ 電撃A作戦バージョン」

■2種類の福袋での発売のために
「A作戦」と「B作戦」の区別化についてはもう一つ、福袋の販売形式の事情もありました。
 それまで弊社の福袋の販売につきましては、常に予約開始日で完売し、ご希望される方すべてに販売できないケースとなっていました。
 お求めできなかった方や、複数欲しかったと思われていた方々から、完売後も再販のリクエストをいただいていた事は毎回ありました。
 弊社の生産体制では、福袋の場合に限りますが、サービス価格である事や時期的な事もあって、ご希望されるすべての皆さんに販売できるほど個数を多く生産できないでいました。ビジネスですからすぐに完売する事は望ましい事ではありますが、お求めできない方のお気持ちを考えると毎回「ごめんなさい」を言うのが心苦しいのです。
 そして弊社のソフビ展開としては、できる限りゴジラが大好きな人が欲しい時に慌てずに欲しいゴジラソフビをお求め頂けるようにしたいというのが希望としてあります(限定と言う言葉や個数制限を大々的にアピールしてレア感を煽るような事はなるべく避けたいのです)。それはイベントでの販売、通販でも同様です。
 特に予約を受け付ける場合や、新商品の発売日の電話予約等の際、「買えるかどうかの不安」をお客様に与えたくないと考えております。
 
 そこでこの時は、「Aセット」「Bセット」の2種類として発売する事になりました。
 近い配色の商品ですから「A作戦バージョン」「B作戦バージョン」どちらかだけでいいと思われる方もいらっしゃるでしょうし、それぞれの方のご予算もあるでしょうから、「電撃A作戦バージョン」と「電撃B作戦バージョン」をそれぞれ別々に入れる事で2つのセットにしたわけです。3点セットの「Aセット」、2点セットの「Bセット」です。
 弊社の生産体制としては、スケジュール的にかなりハードです。毎年の事ながら、福袋の制作期間は年末の忙しい時期ですし、次の新規造形商品(この時は「ファイナルゴジラ」)の準備とも重なっております。福袋を2種類発売するのはより忙しくなるのです。
 それでも、今までのようにたくさんの方に「(完売してしまって)ごめんなさい」を言うぐらいなら、そのハードな忙しさを覚悟した方が良いですし、「やってみなけりゃわからない」という、後悔したくない思いの方が強かったのは確かです。

 今だから言いますが、予約受付時にはまだ1袋も完成していませんでした。と言うよりまだ塗装していたのです。
 できたのは発売直前。ギリギリでした。
 一人で全部やっている訳ではありませんが、スケジュール的にはもちろん、体力的にもこんな無茶はもうできないかもしれません。
 この時の福袋の制作時の事を思い出すと、まずこの事が真っ先に思い出してしまうのです。

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