映画は、こうでなきゃ。
僕が学生の時、結構酒を飲んでいました。
僕は生まれつき短気な性格で、喧嘩っぱやい方でした。
その時によく夢にうなされていました。
僕が酒を飲んで、ケンカになって相手が打ち所が悪くて死んでしまう、という夢です。
そして、僕は捕まり、塀の中に落ちる。
もう、こんな夢は学生の時に何百回も見ました。
朝、目が覚めると、もしかしたら喧嘩して相手に怪我をさせて、寝てそのことを忘れてしまっているのではないか、と思い心配したことも何度もあります。
もし僕が何か犯罪を犯して、塀の中に落ちたら、もう塀の中から出られることは一生ないかもしれないと思っていました。
なぜなら、塀の中で戦闘が始まると思うからです。
こんなことを書くと僕は完全にいかれている人で、あなたたちとは全く違う人間だと思うでしょう。
でも、この映画で描かれている主人公も最初はごく普通の幸せな人でした。
しかし、ちょっと酒を飲みよそ見運転をして事故を起こしただけで、生きていくために犯罪者の中にどっぷり浸かってしまうという、ないこともない話なのです。
僕が、いままで犯罪者にならず、まっとうな道を歩いてこれたのは、今の仕事に巡り合えたおかげです。
自分の仕事は、法律でなりたっているので、その法律をないがしろにしたくないのです。
だから、この仕事を続けている限り、人格者と呼ばれるように努力して生きていきたいと思います。