小人、閑居して…

…弁理士と電験1種とを目指すひで爺のブログ…

ゴッホ展

2010年10月25日 21時32分30秒 | 

 

 

乃木坂の国立新美術館にゴッホ展を観にいってきました。


               

副題が『私はこうしてゴッホになった』というだけあって

ゴッホの成長(変遷)の過程がよくわかる展示構成となっていました。

 

人物の動きを描かせたらミレーには及ばない。

女性の柔らかさの表現はロートレックのほうが数段上。

点描画の繊細さは当然スーラやモネには追いつけない。

 

 けれど


        静物画 ≪マルメロ、レモン、梨、葡萄≫

 人物画 ≪白い帽子を被った女の頭部≫

 そして 自画像。


 やはり見惚れてしまう存在感があります。

 

残念なことに

彼の代表作である『ひまわり』は一枚もありませんでしたが

苦悩するゴッホの歴史を垣間見ることができました。

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ドガ/踊り子/横浜美術館

2010年09月23日 22時48分08秒 | 
『暑さ寒さも彼岸まで』
急に冷え込んだ お彼岸の中日 
横浜美術館に ドガの踊り子に会いにいきました。
 
       
 
ドガは かなり良いところのお坊ちゃんだったようですね。
 
 
    女性の衣服の襞の様子を細かく描くための習作
    とても繊細な線

    浴室の裸婦
    後ろ姿の女性のセクシーさ というより 実在感

    そして 彼の描く 踊り子たち

秋らしくなった一日、
芸術の秋を楽しんできました。
 
 

 

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フェルメール ・ またまたDelftへ

2009年02月18日 13時02分40秒 | 
  

いつもながら仕事で運河の街デルフトへ
今回は自由になる時間がほとんどなかったので
ホテルと事務所の往復に
ゆっくりと町並みを眺めながらの散歩。
 
引退したらかみさんを連れて来てみたい所です。
仕事じゃなくね^^

以前、
マウリッツハイス美術館で観た『真珠の耳飾の少女』が描かれたタイルを
デルフト焼きの土産物屋で買ってきましたが
今回は『牛乳を注ぐ女』を
 
『真珠の耳飾の少女』から数年前の作品です。
美術史的な難しいことは判りませんが
心惹かれる絵です。

『青』がきれいですね。
ピカソの青、モジリアニの青、シャガールの青・・・
それぞれ趣きがあります。


 

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ブリヂストン美術館

2009年01月30日 10時45分57秒 | 
ブリヂストン美術館に行ってきました。
『名画と出会う-印象派から抽象絵画まで』と銘うった
ブリヂストン美術館のコレクションの展示でした。
昨年の秋に観にいった 『美術散歩・印象派から抽象絵画まで』の
二番煎じの感もありましたが
この美術館は静かでゆっくりと絵画を鑑賞することができます。
1階のカフェでも親切でやさしい応対をしてもらえますし。

http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibit/index.php?id=74

もちろん大好きなモディリアーニの ≪若い農夫≫はいいですし
シャガールの ≪ヴァンスの新月≫ の吸い込まれるような『青』
ボロックの『黒』も魅力的です。
 
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セザンヌ主義・・・ 横浜美術館

2009年01月20日 10時47分11秒 | 
セザンヌ主義

横浜美術館に『セザンヌ主義』の展示を観にいきました。
副題は
『父とよばれる画家への礼賛 ピカソ・ゴーギャン・マチス・モディリアーニ』

<子供たち>に比べて<父>の作品は・・・
私の中では あまり印象深いものではありません。
マチスやモディリアーニのほうが鮮烈な印象を与えてくれます。

日曜日、会期もあとわずかとあって
かなりの人込みでした。
展示されている絵画(140点ばかり)が多く
ゆっくり鑑賞する時間も雰囲気でもありません。
人の頭越しにざっと観てまわったのですが
もう少し余裕をもった展示、整理された展示なら・・・

大好きなモディリアーニに出会えただけでも良かったというのが感想です。
 
横浜美術館… 入館したのは初めて。
予想以上に広くて立派でした。
のんびりできる場所もところどころにあって
展示には少々不満でしたが
楽しい空間でした。

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東京都庭園美術館

2008年09月30日 22時00分39秒 | 

土曜日の昼下がり、目黒(白金台)にある庭園美術館にいってきた。

http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html

美術館は展示品の入れ替え時期と重なっていたため
公開されていませんでしたが
日本庭園、西洋庭園、芝生広場をのんびりと散策してきました。
都会の一等地にこんな静かな場所があるんかいなと
少々感動ものです。

日本庭園の奥のほうに進んでいくと
首都高速を行き交う車の音が騒々しくなって
やっぱり東京じゃと安心感が出てくるのが不思議です。

彼女と来たならば… ここでこうしてあそこでどうして と
中学生の頃のような妄想にふけるのも面白い。
季節が悪く、見栄えのする花たちには出会えませんでしたが
四季折々の風情が楽しめる… そんな所です。

10月1日からは 『アール・デコの館』という展示がはじまるようです。
また、観にいくかな?
入り口の右隣にあるオープン・カフェでお茶を飲み
白金台あたりをぶらぶらして家路につきました。
魅力的なシロガネーゼには とんとお目にかかりませんでした^^
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ブリヂストン美術館

2008年09月02日 04時28分14秒 | 
 
8月最後の日曜日に京橋にあるブリヂストン美術館に行ってきた。

    http://www.bridgestone-museum.gr.jp
  
『美術散歩(印象派から抽象絵画まで)』と題された展示がなされていた。


どうも近・現代の抽象絵画は解りづらい
感覚的に捕らえればいいのでしょうが、歳のせいかな
ピカソやキリコまでが限界です。

やはり、コローの《森の中の若い女》とか
ルノワールの《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》
なんかを観ているとホッとします。
 
比較的こじんまりとした館内に 作品が歴史順に展示されていて
美術史の復習にはもってこいの内容です。
日曜日なのに 人も少なくゆっくりと観られました。

 
ひととおり観終わってから 
1階のティールームで
『洋梨のタルトとグレープフルーツジュース』のセットを…

東京駅から徒歩5分。
まさに都会のオアシスみたいなところです。
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フェルメール

2008年08月08日 23時40分10秒 | 
  
  
上野の東京都美術館にフェルメールが来ているとのこと。

 「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」

オランダに行ったとき(いつもながら仕事ですが)
時間が余ったので『真珠の耳飾りの少女』に逢いにいきました。

デン・ハーグの街に着いたのは午後の3時。
駅の案内板を記憶して目指すのは マウリッツハイス美術館
 いや~、韓国人街に迷い込んだり
 まったく違う建物に入っていったり…
 お目当ての美術館を見つけても裏口だったり…

   『少しのことにも先達はあらま欲しきことなり』

そんなこんなで美術館に入ったのは閉館間際の4時45分。
館内を駆け足状態でウロウロ。。
2巡したところで憂いを秘めた瞳にご対面。。。
守衛さんが何かオランダ語で話しかけるのを
(きっと、閉館時間だから帰ってくれ!と言っているのに違いありませんが)
無視して見惚れていました。

フェルメールの作品は30点くらいしか残ってないといいます。
今回も日本に来たのは数点と聞きました。
あの時代の作品にしては(?)暗くもなく
しっとりとした落ち着きが感じられるのですが
どうでしょう?

お目当ての彼女は来ていないようですが
時間を見つけて 上野・東京都美術館にもと思っています。

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コロー

2008年08月04日 22時36分08秒 | 



上野の国立西洋美術館に
『コロー・光と追憶の変奏曲』と題された絵画展を観にいった。

コローって?
正直なところ よく知りません。
学校でも習わなかったなぁ…

パンフレットによれば 1796年~1875年 の人
美術史的にいえば
ロマン主義や写実主義と 印象派の間に位置するのだろうか?

幻想的な風景画には必ず人物が描かれているし
きな樹木(それも傾ぎ、変形した)が ひとつのモチーフになっている。
ミレーのようなはっきりとした写実は感じられない。

『コローのモナリザ』と呼ばれる 「真珠の女」
これがポスターやチケットに描かれている。
でも私は 晩年の作 「青い服の婦人」に見惚れてしまう。
80歳を間近にして あの色気を表現する感性はどうだろう。
そしてあの女性がルノアールの女性につながるのだろうか。

真夏の1日、
新しい恋人に出会えたような…
まだまだ色気を失っちゃいません。

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モディリアーニ (実は)

2008年04月30日 21時26分08秒 | 

 

展示会のパンフレットに 『モディリアーニ展』と書いてあったので

『モディリアーニ』と書きますが

私の中では 『モジリア-ニ』なんです。

この『-』が曲者なんですが^^

イタリア語でしょうし 人名ですから・・・

でも、

Modigliani

『ディ』じゃないような

百歩譲っても 『モヂリア-ニ』 と こだわりたい。

 

いつから 『モジリアニ』 から 『モディリアーニ』 に変貌を?

出世魚?

『ディズニー・ランド』 と 『デズニー・ランド』 の差?

 

で、入場券を買うときに

『※○?◇-ニ展 2枚』 と呂律が回りませんでした。

最後の 『―に』 だけで通じましたが^^

 

^^ ネットで調べてみました。

『モジリアニ』 も 『モディリアーニ』 もありました。

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