PET
『今回お受けになったPET検査の画像では、大きな異常を認めませんでした。診断の慎重を期するため、他の画像検査や血液検査等の結果を用いて総合的に診断いたします。 検査結果につきましては14日前後でお送りする予定です。』
クリニックの待合室は広くてきれいで落ち着きのある空間でした。
7-8人のかたがいらっしゃいましたが
皆さんほぼ同年代です。
ロッカーで検査着に着替えてから
最初に案内された部屋で 看護士さんから検査内容の説明と既往症や体調に関する質問。
ひきつづき 一般的な検査
身長、体重、視力、聴力、血圧 そして 骨密度測定。
骨密度測定: 足のかかとを測定器に入れると周りから水が出てきて足首くらいまでが水に浸されます。
超音波を使って骨の密度を測るのだそうですが・・・
つづいて X線CT
X線透過法を利用して胸部(食道、気管支、肺)、腹部(肝臓、腎臓)の輪切り画像の撮影。
ベッドに横たわっているだけで・・・ 目を閉じていたら ついウトウト。
超音波(エコー)
超音波を体内にあてて、その反射を画像化する検査。
検査箇所にゼリーを塗られて・・・
頚動脈の血管も調べることができて「動脈硬化」の様子も判るらしい。
MRI/MRA
核磁気共鳴画像法・・・前立腺がんの検出が得意なようですが
骨盤部と脳の検査。 ベッドに横たわって・・・
音がうるさいですからとヘッドホンをあてがっていますが
ゴッゴッゴッ とっとっとっ とかなりの音量です。
でも すぐに子守唄に。
『終わりましたよ』の声で目を覚ましました。
MRAは核磁気共鳴を利用して脳内の血管を調べる検査。
最後に PET検査
その前に血液検査のために採血。
この血液は腫瘍マーカー検査に使われます。
腫瘍マーカーは がんに特化した血液検査だそうです。
採血用の針をそのままにして そこからブドウ糖注射。
このブドウ糖が がん細胞に取り込まれる性質を利用して がんの有無を見つける検査。
ブドウ糖を注射してから別の待合室に通され 約1時間ほど安静に。
検査室に通され ベッドに横たわり(これはCT、MRIと同じ)
ベルトで身体を固定され あとはベッドが自動的に前後する・・・
そしてやはり ウトウト 『終わりましたよ』で目を覚ます。
お医者さんからPET画像を見ながら診断結果の解説をうけて
これで今回の検診はすべて終了。
お昼の12時から 夕方5時半まで
長い検診でした。
検診の最終結果は2週間後・・・ 何も異常がなければいいのですが。