特許庁から発表された2010年度の弁理士試験の統計をみてみる。
受験志願者: 9,950名
受験回数 1回~5回の人が5,748名と圧倒的に多い。
(ここに含まれるわけじゃ)
初陣の人も2,463名。
年齢別内訳をみると60代は419名で全体の4.2%
最年長は83歳 とある。
まだまだやれる!
短答式試験の合格者は 899名
合格率は13.7%とあるから 受験者は6,562名
短答式免除者や欠席者が3,400名ほどいたのでしょう。
年齢別内訳をみると60代は22名。 全体の2.4%
受験志願者の「4.2%」と比較してみると
やはりこの年代の合格率は低い。
20代、30代は志願者数に比較して合格率が高い。
やはり40を過ぎると記憶力が低下するのはしかたがないところ。
最高齢合格者は67歳。
論文合格者は822名 合格率は25.7%
60代での合格者はわずか2名。
でも、最年長は71歳・・・・まだまだじゃ。
この方は何度目の論文試験だったのでしょう?
今年の短答式試験は免除でしたでしょうが・・・
最終合格者=口述試験合格者は756名
口述合格率は70.1%
60代の合格者は8名、全体の1.1%
60代、70代は論文合格者数と最終合格者の数が同じ
ということは口述試験には全員合格?
歳の功ですね。
さて、短答式、論文、口述 の合格率を掛け合わせると
0.137x0.257x0.701=0.0247 最終合格率=2.47%
難関ですな。
今年に限ってみれば 受験希望者9,950名、合格者756名
756/9,950=0.076
短答式試験の免除者の合格率が高かったのでしょうね。
ただし60代の合格率は
8/419=0.019 2%に満たないんですね。
受験回数も1回~5回の人が大半を占めているし
6回目の受験を向かえる来年がラストチャンスかもしれない。
まてよ・・・ 受験回数21回以上の人が4名も合格している。
しかも、最年長の合格者は71歳。
まだまだ・・・ 諦められません。