花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

江ノ島

2005-05-18 | 鎌倉の四季

何時でも行けそうで行けなかった 江ノ島へ誘われて行ってくることが出来ま
した。
江ノ島は絵ノ嶋とも言われた美しい島でした。

基岩は新生代3紀(7千万年~2百万年前)のもので、フナムシの侵食跡があり
島の海底時代を物語っているそうです。
そして隆起・沈降を繰り返して漸く「日本書紀・神代上」に登場するのですが、
歴史上では「吾妻鏡」に記されて鎌倉時代の信仰の対象に成っていったのです。

海抜60メートルの山頂まで巨大な樹木とそこを縫うように縦横に階段や傾斜の
ある道を登るには、喘ぎながらのところも何箇所かありました。
神社や楼閣が次々と現れその隙間を埋めるように、おみやげ物屋や飲食店、 
旅館も大小あり 由緒ある「岩本楼」は別格で、お寺とお旅所を持ちやがて全山
を管理するまでになっていったのでした。

何時もは鎌倉側から眺めていますが、逆に茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子・葉山を
一望出来てとても嬉しい一日でした!

   (写真:江ノ島神社)