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★閉店★ 【東京駅】 博多屋台ラーメン 一幸舎「プレミアム豚骨ラーメン(1100円)」

万人受けする豚骨。回転の速さなら「一幸舎」

2019年3月5日、東京駅前の商業施設「KITTE丸の内」の地下1階に、人気ラーメン店5店舗が集うグルメゾーン『ラーメン激戦区』がグランドオープンした。八重洲口の「東京ラーメンストリート」に続き、丸の内側にもラーメン商業施設が登場した形である。初日から大盛況で、各店、閉店が近い夜9時過ぎまで行列が出来ていた。

話題性も十分で、松戸の有名店・富田が「松戸富田麺絆」の看板で都内初進出。また、担々麺の人気店である湯島「阿吽」や、味噌の有名店「ど・みそ」、せたが屋系列の「福味」、豚骨の「博多一幸舎」と上手くジャンル分けされ、魅力的なラインナップである。大混雑なので、まずは細麺で回転が早そうな「一幸舎」から攻めることに。

「一幸舎」は2004年に創業。博多駅前の本店を中心に、北は札幌、南は那覇まで全国主要都市、さらには海外にも店舗を展開している。都内の出店は立川のららぽーとに続き2店舗目となる。本店は旨味を凝縮した泡が浮かぶ「泡系スープ」で知られるが、基本は博多限定。こちらKITTEの店舗は泡系ではないのでご注意を。

メニューは豚骨スープの一本勝負。ベースのラーメンは780円で、味玉、高菜、青ネギ、チャーシュー、辛子高菜がトッピング出来る。また、餃子(5個300円/10個500円)や、唐揚げ(180円)、チャーシューおにぎり(100円)といったサイドメニューも提供。今回はチャーシュー5枚と味玉の乗った「プレミアム豚骨ラーメン」をオーダー。

スープはクセのないマイルドな飲み口で、万人受けを狙った味。臭旨ファンや濃厚好きには物足りないだろうが、東京駅前という土地柄、仕方がないか。とはいえ、歯切れが良い細麺や、薄切りながら肉の味をしっかり感じられるチャーシュー、丁寧に処理されたメンマなどは流石のクオリティ。まあ、それにしても1100円は高いが。

卓上には辛味油、ニンニク、紅ショウガ、ゴマ、替玉用のタレが置かれているので、好みの味に整えてすするべし。なおパンフレットによれば、5店舗とも平日は22時、土日祝は21時がラストオーダーとのこと。閉店間際にチラリと覗いた「松戸富田麺絆」は、行列もだいぶ落ち着いていた。次はもう少し遅めの時間に来て見よう。

<店舗データ>

【店名】 博多屋台ラーメン一幸舎 キッテグランシェ店
【住所】 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーB1F
【最寄】 JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分

★2020年10月31日をもってKITTEの店は閉店。
★跡地には2022年3月22日に「かね田」がオープン。

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