チャーシューと角煮が絶品の背脂麺
浅草の国際通り沿い、ビューホテルの南側で日付を越えて営業する「らーめん じゃん腹」へ。店内はテーブルのみ20席ほど。店の看板に「東京豚骨拉麺」とあるように、メニューは醤油ベースの「じゃん腹ラーメン」が主軸で、とろみ醤油、味噌、九州豚骨、あっさり醤油ラーメン、つけ麺なども提供している。
ほか、餃子、チャーシュー、角煮などのツマミメニューもあり、一杯ひっかける事も出来る。土地柄、外国人観光客が多いので、メニュー表は英語、中国語、韓国語に対応。店頭には食品サンプルのディスプレイもある。今回は「角煮じゃん腹ラーメン(1110円)」にライス(100円)を合わせてオーダーすることに。
スープはやや甘めのカエシがきいた薄にごりの醤油清油で、表面を背脂とラードが覆いアツアツである。飲んだシメにはちょっと重いが、空腹時には嬉しい脂量だ。そこに合わせるのは柔らかな中細麺。スープと麺は無難という言葉に尽きるが、こちらのラーメンは、バラチャーシューと角煮が旨いのだ。
スープから顔を覗かせる角煮は、引きずり出すと3~4センチほどの分厚さで、醤油ダレと生姜が染みて絶品。一方のチャーシューは塩煮で、どちらもライス無しで出会うのはもったいない仕上がりだ。最後は卓上のクラッシャーを使いニンニクを大量投下して完食。ぜひチャーシューか角煮をプラスして食べみて欲しい一杯だ。
<店舗データ>
【店名】 らーめん じゃん腹
【住所】 東京都台東区西浅草3-16-9
【最寄】 つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩1分