ラーメン王国・山形の味を八千代市で
東葉高速線の八千代中央駅から歩いて15分ほど。京成本線・大和田駅からも徒歩約20分。国道296号=成田街道から八千代市役所方面へ向かう道沿いで2013年2月から営業する「中華そば 金ちゃん」へ。コチラは山形の人気店「中華そば金ちゃん」の関東初の暖簾分け店だ。ご主人は南陽市の本店で修業した経験を持つ。
店内はL字カウンター6席とテーブル、小上がりで合わせて22席ほど。スタッフはみな黒Tシャツで、背中には上杉謙信の旗印「毘」の文字が。店内には「毘龍」の旗も。麺メニューは、山形の味を再現した「中華そば」を主軸に、赤湯・龍上海系の「辛味噌ラーメン」、山形のご当地麺「鳥中華」と、いずれも山形のラーメン3種を揃える。
ほか、チャーシュー丼や房総ファーム卵かけご飯といった飯モノや、お子様用ラーメンなども提供。今回は「特製 中華そば(950円)」をオーダーした。スープは阿波尾鶏を使った清湯に、円みある醤油のカエシを重ねている。見た目はアッサリだが、表面には鶏油が浮かび旨味たっぷり。そこに自家製の手揉み中太麺を合わせている。
高加水でモチモチした食感が楽しめ、スープとの相性も抜群だ。チャーシューは豚モモ肉が4枚。醤油ダレが染みて旨い。ほか、黄身がトロっとした味玉、海苔、ナルト、メンマ、刻みネギが乗る。シンプルな構成ながら丁寧な仕事が光る一杯。駅からやや距離があるので、気軽に啜りたい方は京成勝田台駅前の姉妹店へどうぞ。
<店舗データ>
【店名】 中華そば 金ちゃん
【住所】 千葉県八千代市萱田町592-3
【最寄】 東葉高速鉄道「八千代中央駅」徒歩15分