塩と生姜の人気店がタッグ。生姜は文化だ!
JR巣鴨駅を降り、白山通りを南へ徒歩3分。2018年7月下旬にオープンした「らぁめん 生姜は文化。」へ。こちらは、東池袋「塩そば専門店 桑ばら」と神田「塩生姜らぁ麺専門店 MANNISH」がコラボし、両店の姉妹店という形で創業。味に定評のある人気店同士のコラボとあって、ラーメン通の間で話題となっている。
両店の看板である「塩」に、店名となっている「生姜」を合わせた一杯を提供。麺メニューは、らぁめん、つけめん、油そばと3種が用意されている。トッピングにはチャーシュー、味玉、ホウレンソウのほか、バター(100円)もあり組み合わせに悩むところ。今回はチャーシューと味玉を乗せてバターはおあずけ。
ガシガシと生姜を摺る音を聴きながら待つこと4分。到着したラーメンは、大判のバラロールチャーシューの絨毯の上に、ホウレンソウと手まり麩が乗った美女と野獣的な丼相。スープは豚ガラを弱火で煮込んだ豚清湯に昆布のうまみが効いた塩ダレ。ひと匙掬えば、鼻腔に生姜の香りがスーッと抜けていく。辛みだけでなく旨味も十分だ。
麺は、オープン直後は弾力のある平打ち気味の中太麺だったが、9月から全粒粉入りの、より平たい麺に変更された。また香味油も鶏から豚に変えたそうだ。ピロピロとした麺の食感がたまらない。ホロホロの豚肉も、スープを濁さぬ味玉も良い味。確かに、塩生姜という新たな文化を堪能できる一杯だ。次回は気になる油そばにしよう。
<店舗データ>
【店名】 らぁめん 生姜は文化。
【住所】 東京都文京区本駒込6-6-2
【最寄】 JR山手線「巣鴨駅」徒歩3分