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肥宝館 -貧すれば丼する-

【新橋】 ◯新 ネギラーメン 新橋店「チャ飯 ネギラーメンセット(950円)」

王道家が手掛ける「ラーショ」が都内初進出

JR新橋駅の日比谷口から歩いて2分ほど。外堀通り沿い、新橋二丁目交差点そばに2023年4月14日にオープンした「◯新 ネギラーメン 新橋店」へ。コチラは家系の人気店「王道家」が手掛けるラーメンショップインスパイア店だ。2022年10月に柏に1号店を創業。そしてコチラ新橋店は2号店で、かつ都内初進出店となる。

なお、ここには3月28日まで山形のご当地麺・鶏中華などが啜れる「肉そば鶏中華 最上川」があったのだが閉店。その跡地をあっという間に改装して入居した形である。店内はL字カウンター10席と4人がけボックス席1卓の最大14席。満席時は、まず店内で食券を購入してから、店外で建物に沿って並んで待つシステムだ。

麺メニューは「ラーメン」「コテコテラーメン」「つけ麺」の3種をラインナップ。それぞれネギ、チャーシュー、味玉、のり、ワカメ、キクラゲを追加トッピングすることが出来る。また飯モノには、80円と破格の目玉商品「チャ飯」をはじめ、白飯、定番ネギ飯、ネギチャーシュー飯、チャーシューまぶしを用意。生ジョッキ缶も飲める。

今回は券売機に『名物』とある「チャ飯 ネギラーメンセット(950円)」を注文した。ネギ抜きのラーメンも出来るのだが、やっぱりラーショ系はネギ必須だろう。着丼までは待つこと4分ほど。白濁したスープは、豚骨ベースで細かな背脂が浮かんだもの。粘度はさほど高くないが、豚の旨味と化調も手伝って旨味は十分だ。

醤油のカエシはラーショ系としてはやや強めか。ネギのタレも溶け出し、味の輪郭がはっきりしたスープである。そこに合わせるのは王道家謹製の中細ストレート麺。コシがあって喉越しも良く旨い。そして肝心のネギは、切ってからさほど時間が経っていないようで辛みが立つが、ネギ好きにはたまらない仕上がりとなっている。

チャーシューは豚肩ロース肉が1枚。噛み応えがある、というより硬いので肉の筋に沿って割かないと噛み切れないほど。厚みがあってビジュアルも良いのだが…。そしてネギの間にも刻んだチャーシューが。ほか、海苔とワカメがトッピングされる。一方の「チャ飯」は小ぶりの茶碗に白飯と刻み肉、甘辛ダレが乗ったもの。

ネギを乗せたり、スープを回しかけても旨い。これが単品80円とは嬉しい。卓上には、ラーショっぽくニンニクと豆板醤のボトルが用意されているのでお好みで味調整を。なお、オープン当初は深夜営業ありでスタートしたが、人員不足で一時取りやめ。5月12日から毎週金曜日だけは朝4時までの深夜営業を再開した。呑んだシメに是非。

<店舗データ>

【店名】 〇新 ネギラーメン 新橋店
【住所】 東京都港区新橋1-16-8
【最寄】 JR東海道線「新橋駅」日比谷口徒歩2分

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