水戸でまず行くべきラーメン店
JR水戸駅の南口から東南方面に徒歩約25分。国道51号線沿い、東台一丁目交差点そばの人気店「麺屋むじゃき」へ。コチラ水戸本店の他、ひたちなか、小美玉、日立、つくば、那珂と数多くの姉妹店を展開。創業者の山崎克彦氏は40歳でラーメンの道へ。独学で開発した鶏白湯で人気を博し、県央中心に勢力を拡大してきた。
店内はカウンター5席と小上がり12席。店の左右に計13台分の駐車場があるので、車でのアプローチも楽である。麺メニューは、店名を冠した鶏白湯魚介「むじゃきそば」に加え、鶏清湯の「生醤油そば」「鶏塩そば」「担々麺」、更に魚介や担々の「まぜそば」、濃厚スープで啜る「つけめん」もラインナップしている。
また、また茨城県中央部の茨城町でコメを食べて育ち、肉質が柔らかな和之家豚を使った「焼豚丼」、鶏マヨ丼、辛チー丼などの飯モノも用意。今回は「むじゃきそば」を特製(+250円)でオーダーすることに。ちなみに、メニューのPOPには「特製」の表記は無いが、券売機にはしっかりと表示されるのでご安心を。
泡立つ濃厚スープは鶏ガラ、モミジ、野菜などを強火で煮込み、そこに魚介を加えた白湯だ。少しザラッとするほど煮干しは強め。カエシはあくまで控えめで、出汁の旨みを存分に楽しめるチューニングとなっている。合わせる麺はモチモチした食感の中太ストレート。スープとの相性は抜群で、箸もレンゲも止まらない。
チャーシューは鶏ムネ肉4枚と、和之家豚の肩ロース肉が2枚。鶏はしっとりした食感で、豚は麹の旨みが効いており、いずれも絶品だ。ほか、黄身ネットリの味玉、甘めの味付けのメンマ、海苔、刻みネギが乗る。最後は卓上のレモン酢を少しかけサッパリ完食した。味もホスピタリティも最高。水戸に訪れた際はぜひ一度お試しを。
<店舗データ>
【店名】 麺屋むじゃき
【住所】 茨城県水戸市東台1-5-31
【最寄】 JR常磐線「水戸駅」南口徒歩25分