水戸屈指の人気店「龍のひげ」
JR水戸駅の南口から歩いて16分ほど。水戸南高校そばにある市内屈指の人気店「龍のひげ」へ。現在はコチラの水戸本店のほか、ひたちなか市にセカンドブランド「龍のひげ一義」も展開中だ。ご主人の来栖琢磨氏はイタリア料理の修業を経て、2011年7月に「昔から好きだった」というラーメンの店を創業した。
店内は4人がけテーブル5卓とカウンター4席。先に店内で食券を買い、スタッフに名前を告げて待つスタイルだ。ラーメンは「つくば茜鶏」、「煮干し」、その両者をブレンドした「龍のひげ」の3種で、それぞれ塩と醤油を用意。ほか「塩つけ麺」、醤油の「KUROつけ麺」、担々やニンニク背脂の「まぜそば」などもラインナップしている。
今回は「龍のひげらぁめん(770円)」に味玉(100円)を加えて注文した。なお、麺を熟成多加水太麺、中加水中太麺、低加水細麺の3種類から選べる上、「龍のひげらあめん」は香味油を、塩ならエビかホタテ、醤油ならエビかニンニクサバから選択可能だ。そこで、麺は「低加水細麺」で香味油は「ホタテ油」をチョイスした。
澄んだスープは先述の通り、つくば茜鶏と、アゴやサンマの煮干し出汁のブレンド。旨みたっぷりの塩清湯。先に鶏、後から魚介。タレの塩味は程ほどで、出汁の旨みを存分に楽しめるバランスだ。ホタテの香味油は派手さは無いが、確実の旨みを加速している。そして合わせる麺は注文通り、パツッとした歯触りの低加水ストレート。
ハリもコシもあり塩清湯との相性は抜群である。チャーシューは豚肩ロースの煮豚で、薄めのカットだが大判なので食べ応えは十分だ。味玉はトロリとした黄身が美味。ほか、歯応えあるメンマ、青梗菜、海苔、刻みネギ、白胡麻が乗る。途中で、小皿で提供された茎ワサビで味に変化を。さて次回はどの組み合わせで啜ろうか。
<店舗データ>
【店名】 龍のひげ
【住所】 茨城県水戸市元吉田町3267-4
【最寄】 JR常磐線「水戸駅」南口徒歩16分