「えだぐち」が移転リニューアルで鶏白湯専門店に
東武線・西新井駅の東口を出て、環七の高架をくぐりギャラクシティ方面へ歩いて3分ほど。2021年6月21日にオープンした「鶏白湯専門店 いちばん星」へ。元々、東口そばで営業していた「らーめん食堂 えだぐち」が移転リニューアルし「いちばん星」に。また、えだぐちの跡地にも同月8日「つけ麺 タイヨウ」をオープンさせたのだ。
店内はカウンター5席に加え、4~5人が掛けられる大きな木のテーブルも数卓。鶏白湯専門店を謳うだけあり、塩ダレベースの「鶏白湯そば」を主軸に、醤油、味噌の鶏白湯そばも用意。お子様用もあり家族連れでも安心だ。また、タレかけめし、バターめし、チャーシュー丼といった飯モノや、焼餃子などのツマミメニューもラインナップ。
今回は「鶏白湯そば(800円)」に味玉(100円)をトッピングしオーダーした。スープは国産の鶏ガラ、モミジ、鶏脂を強火で炊き上げた白湯に、野菜を加えて煮込んだもの。粘度は低くサラサラした飲み口だが、攪拌機で乳化させてありクリーミーで旨み十分だ。嫌な臭みは皆無で、コクはあるが後味はスッキリに仕上がっている。
合わせる麺は、店入口横の製麺スペースで作られた自家製の平打ち中太麺。北海道産小麦「北ほなみ」にタピオカ粉を加えたもので、ニュルっとした麺肌でコシがあり旨い。これは不思議な麺である。チャーシューは低温調理の鶏胸肉と豚ロースが1枚ずつ。ほか、黄身がトロっとした味玉、穂先メンマ、貝割れ、海苔、ネギが乗る。
卓上にはニンニク、柚子胡椒、辛味ペーストがあるので、好みの薬味でフィナーレを飾って頂きたい。ちなみにPOPによると「鶏白湯醤油」は、カエシに鮭節や羅臼昆布、帆立を使っているそうだ。そして「鶏白湯味噌」は中華鍋でアツアツに仕上げるとのこと。どちらもオリジナリティがあって旨そうである。次回は何を啜ろうか。
<店舗データ>
【店名】 鶏白湯専門店 いちばん星
【住所】 東京都足立区栗原1-7-20
【最寄】 東武スカイツリー線「西新井駅」東口徒歩3分