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【新潟 新潟駅】 麺屋 坂本01 新潟駅前店「01中華そば(700円)+全部のせ(380円)」

東京・王子「坂本01」が新潟で電撃復活

JR新潟駅の万代口から徒歩2分ほど。ホテルリブマックスの1階に2019年5月にオープンした「坂本01 新潟駅前店」へ。坂本01は元々、東京都北区で営業しており、ミシュランガイド東京2018で、コスパのよい店に与える称号「ビブグルマン」を獲得。大変な人気を博したが、2018年夏に店舗老朽化などを理由に閉店した。

その後、新潟の飲食企業・グレートカンパニーが「坂本01」を傘下に収め、新潟駅前でまさかの復活を遂げたのだ。また、2019年8月には直江津に2号店「坂本02」を出店。両店ともミシュランガイド新潟2020でビブグルマンを獲得し話題だ。なお、グレートカンパニーは新潟県内で「麺処 清水」や「175°DENO 担担麺」のFCも展開。

大人の事情もあるだろうが、ユーザー目線で見れば、新潟ラーメン界の盛り上げにひと役買っていると言える。さて、東京と新潟でミシュラン二冠を達成した「坂本01」。麺メニューは、醤油清湯の「01中華そば」を主軸に「01塩そば」「01柚子中華そば」も提供。また、炙りチャーシュー丼や皿ワンタンといったサイドメニューもある。

今回は「01中華そば(700円)」を全部乗せ(380円)で注文した。厨房では若い店長・渡辺昴氏が調理。待つこと数分で、麺線美しい一杯の到着である。スープは豚骨ベースの清湯で、牛脂でコクをプラス。醤油のカエシがキリッと効いて旨い。そこに自家製の中太麺が泳ぐ。ツルリとした麺肌にモッチリした食感で、スープとの相性も良い。

丼央には、おろし玉ネギと山椒粉。どちらも香り立つ名脇役だ。チャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロース肉が4枚。徐々にスープの熱が加わり、味わいが変わっていく。食べ応えも十分だ。ほか、トロリとした黄身の味玉、柔らかな極太メンマが乗る。ビジュアル含め、よく纏まったハイレベルな一杯。近くに寄られた際は是非。

<店舗データ>

【店名】 麺屋 坂本01 新潟駅前店
【住所】 新潟県新潟市中央区花園1-7-10
【最寄】 上越新幹線「新潟駅」万代口徒歩2分

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